強い磁性を有する玩具(マグネットボール)の誤飲事故について
インターネット通販サイト等で出品・取引が確認されている、ネオジム磁石と表示された強い磁性を有する玩具「マグネットボール」について、幼児が複数個誤飲し、開腹手術等により摘出したという重篤な事故が発生いたしました。 本商品は、「パズル」や「知育玩具」などとして販売されている球体等の磁石で、1個の大きさが直径3mm又は5mm程度と小さいものを200個程度の集合体として販売している事例が確認されております。 また、本商品の中には、対象年齢や警告表示などがないため、保護者が子ども用玩具として認識し、十分な注意を払わずに子どもに与えた場合、特に乳幼児においては、その行動特性から磁石を誤飲するおそれもあります。 このため、経済産業省としては、出品・取引が確認されたネットショッピングモール等に対し、子ども向け玩具としての販売自粛、対象年齢の表示や小さな子どもの誤飲に注意する旨の警告表示等を付すよう出品者に呼びかけていただくよう協力要請をするとともに、引き続き事故情報の収集に努めていくことといたしました。マグネットボールを所有されている個人の方々におかれましても、鍵のかかる引き出しや子どもの手の届かない場所に保管する、子どもには与えないなど、その使用及び保管にあたっては十分に注意していただくようお願いいたします。 独立行政法人国民生活センター報道発表資料(平成30年4月19日) 強力な磁石のマグネットボールで誤飲事故が発生-幼児の消化管に穴があき、開腹手術により摘出- (写真)強い磁性を有する玩具「マグネットボール」 (出典:国民生活センター報道発表資料より) ![]() |
本公表内容に係る担当
産業保安グループ 製品安全課
担当者:小町、小山
電話:03-3501-1511(内線)4301
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03-3501-6201(FAX)
最終更新日:2018年4月19日