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第3次産業活動指数
サービス産業の動きから見る日本の景気
結果の概要【プレス情報 2024年7月分】
(2024年9月17日発表)
第3次産業活動は、一進一退。
- 2024年7月の第3次産業活動指数は、102.6、前月比1.4%の上昇となった。
- 広義対個人サービスは同0.1%、広義対事業所サービスは同1.6%のそれぞれ上昇となった。
- 総じてみれば、第3次産業活動は、一進一退で推移している(基調判断を据え置き)。
最新の指数の解説
2024年7月のサービス産業活動は、「運輸業,郵便業」、「卸売業」などの業種が上昇したことから、前月比1.4%と2か月ぶりの上昇。7月時点の基調判断は、「一進一退」に据え置き。
季節調整済指数 | 原指数 | |||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
第3次産業活動指数 | 102.6 | 1.4 | 103.0 | 1.7 |
広義対個人サービス | 102.2 | 0.1 | 103.0 | 1.2 |
広義対事業所サービス | 102.4 | 1.6 | 103.0 | 2.3 |
業種別動向
内訳の大分類業種では、11業種中、運輸業,郵便業など6業種が上昇、情報通信業など5業種が低下。
- 表1.第3次産業総合を大きく動かした業種と主な要因
-
業種名 主な要因 上昇方向に影響した業種 運輸業,郵便業 道路貨物運送業や運輸に附帯するサービス業は、製造業をはじめとした財取引の増加などから上昇。 卸売業 機械器具卸売業は、電気機械器具卸売業が電子部品などの輸出入取引の増加などから上昇。その他卸売業(機械器具を除く住関連卸売業)は、医薬品の輸入量の増加などから上昇。 医療,福祉 低下方向に影響した業種 情報通信業 情報サービス業は、比較的高水準にはあるものの、内訳のソフトウェア業、情報処理・提供サービス業ともに低下。インターネット附随サービス業は、コンテンツ配信業務がゲーム販売の伸び悩みなどから低下。 生活娯楽関連サービス 娯楽業は、劇場・興行団が、音楽・芸術等興行に加え、サッカーの入場者数が減少したプロスポーツ興行ともに低下。「飲食店,飲食サービス業」は、「パブレストラン,居酒屋」が比較的堅調であったものの、「食堂,レストラン,専門店」が猛暑による外出控えなどもあり伸び悩んだことから低下。 - 表2.大分類業種の前月比と寄与度
-
単位:% 業種名 前月比
(寄与度)前年同月比 寄与した主な内訳業種 <上昇業種> 運輸業,郵便業 6.0
( 0.56 )2.4 道路貨物運送業
運輸に附帯するサービス業卸売業 4.6
( 0.51 )3.9 機械器具卸売業
その他卸売業(機械器具を除く住関連卸売業)医療,福祉 3.2
( 0.44 )1.8 電気・ガス・熱供給・水道業 4.5
( 0.16 )1.7 電気業 小売業 0.4
( 0.05 )-0.6 自動車小売業
機械器具小売業金融業,保険業 0.3
( 0.03 )7.0 金融商品取引業,商品先物取引業
銀行業・協同組織金融業<低下業種> 情報通信業 -2.2
( -0.22 )-1.6 情報サービス業
インターネット附随サービス業生活娯楽関連サービス -0.8
( -0.09 )1.7 娯楽業
飲食店,飲食サービス業物品賃貸業(自動車賃貸業を含む) -2.9
( -0.07 )-3.0 レンタル業
自動車賃貸業事業者向け関連サービス -0.3
( -0.03 )1.6 広告業 不動産業 -0.2
( -0.02 )0.5
- 業種は第3次産業総合の前月比への寄与度の大きい順に掲載しています。
- 寄与度とは、あるデータ全体の変化に対して、その構成要素である個々のデータの変化がどの程度貢献しているかを示す指標です。
冊子、データダウンロード
- 第3次産業活動指数(概要冊子)
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- サービス産業活動 図表集
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