最新結果の概要【2021年9月分】
(2021年11月5日発表)

鉱工業出荷内訳表

  • 鉱工業出荷は86.5、前月比-6.2%と3か月連続の低下となった。
  • うち国内向け出荷は83.6、同-7.6%と3か月連続の低下、輸出向け出荷は97.2、同-3.9%と2か月連続の低下となった。
(1) 国内
国内向け出荷の低下に寄与した業種は、「輸送機械工業」(乗用車、車体・自動車部品等)、「電気・情報通信機械工業」(電池、無線通信機器等)等、上昇に寄与した業種は、「石油・石炭製品工業」(石油製品)、「生産用機械工業」(機械工具、その他の生産用機械等)であった。
(2) 輸出
輸出向け出荷の低下に寄与した業種は、「輸送機械工業」(乗用車、トラック等)、「生産用機械工業」(建設・鉱山機械、半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置等)等、上昇に寄与した業種は、「電子部品・デバイス工業」(集積回路、電子部品)、「石油・石炭製品工業」(石油製品、石炭製品)等であった。
(3) 財別
財別にみると、国内向け出荷については、生産財、耐久消費財等が低下、輸出向け出荷については、耐久消費財、資本財等が低下となった。

鉱工業総供給表

  • 鉱工業総供給は88.9、前月比-6.3%と3か月連続の低下となった。
  • うち国産は83.8、同-7.6%と3か月連続の低下、輸入は105.5、同-1.4%と2か月ぶりの低下となった。
(1) 総供給
総供給の低下に寄与した業種は、「輸送機械工業」(乗用車、車体・自動車部品等)、「電気・情報通信機械工業」(電池、回転電気機械等)等、上昇に寄与した業種は、「石油・石炭製品工業」(石油製品)、「生産用機械工業」(その他の生産用機械、機械工具等)であった。
(2) 輸入
輸入の低下に寄与した業種は、「鉱業」、「汎用・業務用機械工業」(ボイラ・原動機、汎用機械器具部品等)等、上昇に寄与した業種は、「化学工業(除.医薬品)」(プラスチック、脂肪族系中間物)、「鉄鋼・非鉄金属工業」(熱間圧延鋼材、めっき鋼材等)であった。
(3) 財別
財別にみると、総供給については、生産財、耐久消費財等が低下、輸入については、生産財、資本財等が低下となった。

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最終更新日:2021年11月5日