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製造工業生産予測指数;製造業の生産計画

結果の概要【平成29年5月調査】
(平成29年5月31日発表)

生産は5月は低下、6月は上昇を予測

製造工業生産予測調査によると、5月は前月比-2.5%の低下、6月は同1.8%の上昇見込み。

5月の低下業種
輸送機械工業、金属製品工業、鉄鋼業等
6月の上昇業種
輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、鉄鋼業等
製造工業生産予測指数(季節調整済前月比(%))
平成22年(2010年)=100
平成29年4月 平成29年5月
見込み
平成29年6月
見込み
平成29年5月調査(今回) -2.5 1.8
平成29年4月調査(前回) 8.9 -3.7

予測指数の補正値試算

製造工業生産予測指数を補正した試算値は、5月は-3.5%の低下見込み。

なお、4月の試算値は5.3%であったが、鉱工業指数の4月の前月比は4.0%であった。

製造工業生産予測指数の試算値(季節調整済前月比(%))
平成22年(2010年)=100
試算値 予測調査結果
5月前月比 -3.5%
(-4.4~-2.5%)
-2.5%

上段の数値が、最も可能性の高い値(最頻値)。

最頻値とならない場合でも、( )の幅の中に90%の確率で収まるという計算結果になっている。

※ この補正値は、製造工業生産予測指数がもつ傾向的な部分を修正し、実際の鉱工業指数の動きをより適切に把握できるようにしたものです。詳細は、ミニ経済分析「企業の生産計画は実績をどれくらい予見できているか-製造工業生産予測指数の上方バイアスを補正する試み-」を御覧ください。

ミニ経済分析「企業の生産計画は実績をどれくらい予見できているか;製造工業生産予測指数の上方バイアスを補正する試み」へのリンク

予測指数の補正値試算(詳細編)
(平成29年6月15日発表)

2か月先の生産見込みまでの補正値試算や、業種別・財別の補正値試算も試験的に行っています。


1.予測指数を用いて試算したIIPの先行きトレンド

2か月先までの生産見込みの補正値試算を行った上で、補正試算値を用いたベースケース、上振れした場合を想定したアップサイドケース、下振れした場合を想定したダウンサイドケースにおける生産のトレンド※を描きました。

予測指数を用いて試算したIIPの先行きトレンド
 
※ここでいうトレンドとは、2か月先までの補正試算値を含めて算出した趨勢循環変動成分を指す。

2.内訳別にみた補正試算値

(1)業種別の補正試算値

①業種ごとの前月比
業種ごとの補正試算値を前月比で見てみました。予測値の振れが小さい順(予測値の確度が高い順)に左から並べています。◆印が補正試算値の前月比、棒グラフの高さは予測値の振れの大きさを表しており、棒グラフの高さが高いほど予測が当たらないことを表しています。

5月の業種別生産の補正試算値(前月比)
 
※ここでいう化学工業とは、鉱工業指数業種細分類の「特掲:石油化学製品」を指す。

②生産全体への影響度
業種別予測指数の補正値試算を行った上で、5月の生産全体への影響度(前月比寄与度)を業種別に見てみました。上で見た「5月の業種別生産の補正試算値(前月比)」と同様、予測値の振れが小さい順(予測値の確度が高い順)に左から並べています。◆印が試算した影響度、棒グラフの高さは予測した影響度の振れの大きさを表しており、棒グラフの高さが高いほど生産全体への撹乱要因になっていることを表しています。なお、業種別の付加価値ウェイトにはIIPのウェイトを用いています。

5月の生産全体への業種別影響度の試算(前月比寄与度)
 
※ここでいう化学工業とは、鉱工業指数業種細分類の「特掲:石油化学製品」を指す。


(2)財別の補正試算値

①財ごとの前月比
業種別と同様に、財別についても補正試算値を前月比で見てみました。見方は業種別と同じです。

5月の財別生産の補正試算値(前月比)
 
※ここでいう非耐久消費財とは、化学と食料品・たばこを除いたものを指す。

②生産全体への影響度
業種別と同様に、財別についても補正値試算を行った上で、5月の生産全体への影響度(前月比寄与度)を見てみました。見方は業種別と同じです。

5月の生産全体への財別影響度の試算(前月比寄与度)
 
※ここでいう非耐久消費財とは、化学と食料品・たばこを除いたものを指す。

補正方法
2か月先までの補正値試算、内訳別の補正値試算については、生産指数と予測指数(当月見込指数、翌月見込指数)の乖離率(双方ともに原指数)をとり、X12-ARIMAを用いて1か月先の乖離率の予測値を算出し、直近の当月見込指数に割り戻すことで、補正試算値を作成しています。また、季節調整には、生産指数の季節指数を用いることとしています。また、ここでの前月比の計算における前月値は確報値を用いることとしています。なお、ここで示されている予測値の振れ幅は、上記で算出した予測値の95%信頼区間の上限値と下限値で示しています。

アニマルスピリッツ指標(DI)
(平成29年6月15日発表)

製造工業生産予測調査を用いて、企業が前月時点の生産計画から今月の生産計画を引き上げた場合を「強気」としてカウントし、逆に引き下げた場合を「弱気」としてカウントして、「強気」の割合から「弱気」の割合を差し引いたDIを試算しています。

なお、このDIは、景気循環と重ね合わせて見ると、“-5”を下回ると景気後退局面にある可能性が高いということが分かっています。

4月のDI
1.4(前月の0.8から0.6ポイント上昇)
内訳をみると、強気が30.2%、弱気が28.7%となっている。

4月のアニマルスピリッツ指標の結果
DI 1.4
強気 30.2%
弱気 28.7%
アニマルスピリッツ指標(DI)の推移 アニマルスピリッツ指標(DI)の推移

時系列表(Excel/52KB)Excelファイル

より詳細な資料については、以下のリンク先を御覧ください。

「企業の「アニマルスピリッツ」を計測する」(2016/10/26 ミニ経済分析)

「企業の「アニマルスピリッツ」の見える化に挑戦しました」(2016/12/2 ひと言解説)

冊子、データダウンロード

鉱工業指数冊子PDFファイル
生産予測指数については、30ページ以降に掲載されています。
鉱工業指数 参考図表集PDFファイル
状況(~期ぶり、~連続の上昇等)、各指数グラフ、業種別寄与度、在庫循環図等
当月の鉱工業生産指数の先行き試算値PDFファイル
製造工業生産予測指数の結果に含まれる予測誤差について加工を行い、鉱工業生産指数の先行きを試算した補正値
時系列データ等ダウンロード
年・年度・四半期・月次の各指数Excel・csvファイル(原指数・季節調整済指数)、採用品目数、ウエイト等
過去の鉱工業指数の結果概要
速報ページには生産予測指数を掲載
鉱工業指数のしくみと見方PDFファイル
指数とはどのようなものか、鉱工業指数の基本的なしくみ、簡単な使い方などを解説。
最終更新日:2017年6月15日
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