製造工業生産予測指数
製造業の生産計画

結果の概要【2025年4月調査】
（2025年4月30日発表）

※ 2025年3月調査公表時に、2023年12月の翌月見込み及び2024年1月以降のデータを遡って修正する年間補正を行いました。あわせて、季節調整を新たに行ったため、2025年2月調査結果までの季節調整済指数も変更となりました。

年間補正における季節調整については、季節指数利用上の注意（製造工業生産予測指数）をご覧ください。

主要企業の生産計画を調査した製造工業生産予測調査によると、4月は前月比1.3％の上昇、5月は同3.9％の上昇見込み。

製造工業生産予測指数（生産計画から見る生産動向）
（季節調整済前月比(％)）
	2025年4月見込み	2025年5月見込み
2025年4月調査（今回）	1.3	3.9
2025年3月調査（前回）	0.1

製造工業生産予測指数の先行きを試算した補正値は、4月は-2.5％の低下見込み。

なお、3月の補正値は0.6％であったが、鉱工業生産指数の3月の前月比は-1.1％であった。

製造工業生産予測指数の補正値（季節調整済前月比(％)）
	補正値	予測調査結果
2025年4月前月比	-2.5 （ -4.1 ～ -0.8 ）	1.3

補正値の上段は、予測調査結果について、これまでの生産実績との間で生じるズレを統計的に補正した値。

補正値の下段は、（　　）の幅の中に90%の確率で収まる区間推定値。

※ この補正値は、製造工業生産予測指数の結果から計算される過去の予測誤差から、傾向的な誤りを試算し、この傾向的な誤りを除去しています。なお、結果精度の改善のため、加工方法を予告なく修正、追加する可能性がありますので、時系列での利用は保証いたしません。

製造工業生産予測調査を用いて、企業が前月時点の生産計画から今月の生産計画を引き上げた場合を「強気」としてカウントし、逆に引き下げた場合を「弱気」としてカウントして、「強気」の割合から「弱気」の割合を差し引いたDIを試算しています。

なお、このDIは、景気循環と重ね合わせて見ると、トレンドが“-5”を下回ると景気後退局面にある可能性が高いという傾向がみられます。

時系列表(Excel)
より詳細な資料については、以下のリンク先を御覧ください。

最終更新日：2025年4月30日