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指定製品製造業者等に対する規制
指定製品制度について
目標値は、安全性、経済性、省エネ性能等に留意しつつ、上市されている又は見通しがあるものの中で、最もGWP値が小さい製品(トップランナー)を普及できるよう設定しています。
指定製品制度における現行の対象製品(令和7年4月1日時点)
指定製品の区分 | 現在使用されている主な冷媒及びGWP | 環境影響度の目標値 | 目標年度 | |
家庭用エアコンディショナー(壁貫通型等を除く) | R410A(2090) R32(675) |
750 | 2018 | |
業務用エアコンディショナー | ||||
店舗・事務所用エアコンディショナー
|
R410A(2090) R32(675) |
750 | 2025 | |
中央方式エアコンディショナー(蒸発器の出口における熱媒体等の温度の下限値が -10℃以上のもの。以下同じ。)のうちターボ冷凍機(遠心式圧縮機)を用いるもの |
R134a(1430) R245fa(1030) |
100 | 2025 | |
中央方式エアコンディショナーのうち容積圧縮式冷凍機(遠心式圧縮機以外)を用いるもの
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R410A(2090) | 750 | 2027 | |
ビル用マルチエアコンディショナー(新設及び冷媒配管一式の更新を伴うものに限り、冷暖同時運転型や寒冷地用等を除く)
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R410A(2090) | 750 | 2025 | |
設備用エアコンディショナー(新設及び冷媒配管一式の更新を伴うものに限り、電算機用、中温用、一体型などの特定用途対応機器などを除く)
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R410A(2090) | 750 | 2027 | |
ガスエンジンヒートポンプエアコ ンディショナー(新設及び冷媒配管一式の更新を伴うものに限り、冷暖同時運転型や寒冷地用等を除く)
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R410A(2090) | 750 | 2027 | |
自動車用エアコンディショナー | ||||
乗用自動車(定員11人以上のものを除く)に搭載されるものに限る
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R134a(1430) | 150 | 2023 | |
トラック(貨物の輸送の用に供するもの)及びバス(乗用定員が11人以上のもの)に搭載されるものに限る
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R134a(1430) | 150 | 2029 | |
コンデンシングユニット及び定置式冷凍冷蔵ユニット(蒸発器における冷媒の蒸発温度の下限値が-45℃未満のもの及び圧縮機の定格出力が1.5kW以下のものを除く) | R404A(3920) R410A(2090) R407C(1770) CO2(1) |
1500 | 2025 | |
業務用一体型冷凍冷蔵機器 | ||||
業務用冷凍冷蔵庫(蒸発器における冷媒の蒸発温度の下限値が-45℃以上のもの)
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R134a(1430) R404A(3920) R410A(2090) R407C(1770) CO2(1) |
150 | 2029 | |
冷凍・冷蔵ショーケース(圧縮機の定格出力750W以下のもの)
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150 | 2029 | ||
硬質ポリウレタンフォームを用いた冷蔵機器及び冷凍機器 | HFC-245fa(1030) HFC-365mfc(795) |
100 | 2024 | |
硬質ポリウレタンフォームを用いた冷蔵又は冷凍の機能を有する自動販売機 | HFC-245fa(1030) HFC-365mfc(795) |
100 | 2024 | |
中央方式冷凍冷蔵機器(蒸発器の出口における熱媒体等の温度の下限値が-10℃未満のもののうち、熱媒体の下限値が-40℃未満のもの等を除く) | ||||
① 有効容積が5万㎥以上の冷凍冷蔵倉庫(新築、改築又は増築)向けに出荷されるもの
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R404A(3920) アンモニア(一桁) |
100 | 2019 | |
② 遠心式の圧縮機を用いるもの(①を除く)
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R134a(1430) R245fa(1030) | 100 | 2029 | |
③ スクリュー式の圧縮機を用いるもの(①を除く)
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R407C(1770) R448A(1386) | 150 | 2031 | |
④ 遠心式及びスクリュー式の圧縮機を用いるもの以外のもの(①を除く)
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R410A(2090) | 750 | 2029 | |
住宅用硬質ポリウレタンフォーム用原液 | HFC-245fa(1030) HFC-365mfc(795) |
100 | 2020 | |
非住宅用硬質ポリウレタンフォーム用原液 | HFC-245fa(1030) HFC-365mfc(795) |
100 | 2024 | |
硬質ポリウレタンフォームを用いた断熱材 | HFC-245fa(1030) HFC-365mfc(795) |
100 | 2024 | |
専ら噴射剤のみを充塡した噴霧器(不燃性を要する用途のものを除く) | HFC-134a(1430) HFC-152a(124) CO2(1)、DME(1) |
10 | 2019 |
関係法令
- 経済産業省関係フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律施行規則
【参考】2027年度以降の施行
○2027年4月1日施行
○2029年4月1日施行
- 経済産業省関係フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律施行規則
(New!)
- エアコンディショナーの製造業者等の判断の基準となるべき事項(PDF形式:115KB)
(New!)
- 冷蔵機器及び冷凍機器の製造業者等の判断の基準となるべき事項(PDF形式:128KB)
(New!)
【参考】過去の指定製品告示
○2023年4月1日施行
- 経済産業省関係フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律施行規則
- エアコンディショナーの製造業者等の判断の基準となるべき事項(PDF形式:117KB)
- 冷蔵機器及び冷凍機器の製造業者等の判断の基準となるべき事項(PDF形式:123KB)
フロンラベルについて
指定製品制度の対象製品について、転換の達成度合い等を示す表示方法のJISを制定しました。これにより、製品に使用されるフロン類等の温室効果が小さい製品の一層の普及が期待されます。
- フロンラベルのパンフレット(PDF形式:845KB)
- フロンラベルのデータダウンロード(PDF形式)
- フロンラベルのデータダウンロード(イラストレーター形式)
注意:フロンラベルのデータは本ページ掲載のデータをご活用ください。データの使用に関して、当室への連絡等は不要ですが、本JISに準拠したデザインとするため、デザインの変更は行わないようご注意ください。なお、本フロンラベルのJIS規格そのものは日本規格協会からご購入ください。
関連リンク
フロンラベリング制度について(一般社団法人日本冷凍空調工業会)
お問合せ先
産業保安・安全グループ 化学物質管理課 オゾン層保護等推進室
お問合せメールフォーム: https://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/kagaku/kannrika_toiawase
最終更新日:2025年4月7日