消費生活アドバイザー制度
消費生活アドバイザー制度
制度
消費生活アドバイザー制度とは、消費者と企業または行政等との"かけ橋"として、消費者の意向を企業経営または行政への提言に反映させるとともに、消費者からの苦情相談などに対して迅速かつ適切なアドバイスができる人材を養成する目的で実施する消費生活アドバイザー試験に合格し、なおかつ一定の要件を満たした者に対し、消費生活アドバイザーの称号を付与する制度です。
消費生活アドバイザーは、次の役割をとおし、企業の消費者志向促進と消費者利益の確保に役立てるほか、複雑化する経済社会において賢い消費者の育成にもその能力の発揮が求められています。
役割
消費生活アドバイザーは、主に企業や行政機関、各種団体等の消費者関連部門において消費者の苦情相談に応じるほか、消費者の意見や消費者動向を的確に把握して、商品・サービス等の開発、改善に反映させるなど幅広い活躍が期待されています。
例えば、
1. 商品・サービス等に関する苦情相談または使い方の相談・助言
2. 商品の性能、安全性等使用目的に応じた買い物相談・助言
3. 商品開発・企画に関し、消費する立場からの助言
4. 消費者向けパンフレットや商品説明書、各種資料等の作成チェック
5.その他、商品テスト、モニター、市場調査、取材等消費者の意向を反映する提言等
試験
【消費生活アドバイザー試験は、内閣総理大臣及び経済産業大臣認定事業として、一般財団法人日本産業協会が実施しています。】
試験に関するお問い合わせ先
一般財団法人日本産業協会【 http://www.nissankyo.or.jp/ 】
住所 〒101-0047 東京都千代田区内神田2-11-1 島田ビル3階
電話 03-3256-7731(代表) FAX 03-3256-3010
当ページに関するお問い合せ
経済産業省 商務・サービスグループ 消費経済企画室
電話03(3501)1905(直通)