1. 産業標準化事業表彰

経済産業省では、我が国産業の発展に資するため、世界で通用する国際標準化人材の育成、我が国における産業標準及び適合性評価活動の促進を図ることを目的として、「産業標準化事業表彰(内閣総理大臣表彰、経済産業大臣表彰、イノベーション・環境局長表彰)」を毎年行っています。

令和7年度の産業標準化事業表彰では、2つの重要な見直しを行いました。
1点目は、標準化活動に取り組む若手の方々や標準化活動の経験が短い方々に対する表彰の拡充です。イノベーション・環境局長表彰の個人表彰を、そのような方々を対象とし将来の更なる活躍を期待して表彰する「奨励者表彰」に特化しました。これにより、受賞者の方々による標準化活動の継続・強化を促すとともに、標準化への興味・関心を高め、新たな人材の更なる参画を後押しします。
2点目は、経済産業大臣表彰及びイノベーション・環境局長表彰の個人表彰における「表彰部門」の新規設定です。これにより、受賞者がどのような取組で表彰されたのかがより明確になり、関係者からの理解や評価が一層深まることが期待されます。

今後も、本表彰を通じて、標準化に関する優れた取組や顕著な貢献等に光を当てることによって、標準化の有用性や重要性に対する社会全体の理解を促進するとともに、標準化活動に携わる方々の意欲向上等を図り、我が国の標準化人材の充実と体制の強化を進めていきます。

2.令和7年度 産業標準化事業表彰について

○お知らせ

2025年12月3日
令和7年度産業標準化事業表彰 内閣総理大臣表彰 表彰式を行いました(NEW!)
2025年10月20日
令和7年度産業標準化事業表彰の受賞者を発表します
2025年6月13日
令和7年度産業標準化事業表彰の募集を終了しました
2025年5月16日
令和7年度産業標準化事業表彰の募集を開始しました

○産業標準化事業表彰式 

(1)総理大臣官邸での内閣総理大臣表彰の授与及び展示ブースの観覧

近年、世界のイノベーション環境は大きく変化し、標準化は技術の社会実装や市場創出を促すツールとして、その重要性や社会的関心がかつてないほど高まっています。また、高市政権においては、「危機管理投資」・「成長投資」の戦略分野について、多角的な観点から総合支援策を講じることとしている中で、国際標準化を重要な柱として位置付けています。

そのような中で、標準化に関する優れた取組や顕著な貢献等により一層光を当て、社会全体の標準化に関する理解を更に促進するため、令和7年12月2日、令和7年度産業標準化事業表彰 内閣総理大臣表彰 表彰式を、初めて総理大臣官邸にて開催しました。

表彰式では、冒頭、佐藤内閣官房副長官が内閣総理大臣式辞を代読しました。その中では、受賞者である稲葉氏の御功績に心からの敬意と感謝が表されるとともに、「標準化は古来より国家繁栄の重要な礎であり続けてきた」、「高市政権においても、(中略)国際標準化を重要な柱として位置付けている」、「政府としても、標準化の取組を更に強化していく」として、政府の標準化政策に関する意気込みが示されました。
続いて、受賞者への表彰状授与と受賞者からの答辞、選考委員長である遠藤日本産業標準調査会(JISC)会長からの講評があり、中締めとして、井野経済産業副大臣が挨拶を行いました。



今回、会場内には、内閣総理大臣表彰受賞者をはじめとした一部の表彰受賞者の功績を紹介するための展示ブースが設けられました。佐藤内閣官房副長官、井野経済産業副大臣らが各ブースを観覧するとともに、受賞者に祝意を伝えました。

    

    

(参考)首相官邸ウェブサイト(産業標準化事業表彰内閣総理大臣表彰 表彰式)外部リンク

 

(2)経済産業大臣表彰及びイノベーション・環境局長表彰の授与及び特別シンポジウムの開催

令和7年度の経済産業大臣表彰受賞者及びイノベーション・環境局長表彰受賞者は、10月20日に公表し、10月21日に都市センターホテルで表彰式を行いました。
 

表彰式では、菊川イノベーション・環境局長から経済産業大臣表彰及びイノベーション・環境局長表彰の受賞者に表彰状の授与を行うとともに、受賞者へのお祝いの言葉、戦略的な標準化活動の推進に向けた経済産業省の取組と関係者への期待を述べました。
また、遠藤JISC会長からIEC関連表彰の受賞者に、表彰状の授与を行いました。

さらに、同日午後には特別シンポジウムを開催し、標準化やルール形成の重要性・有用性について情報発信を行いました。

    
        経済産業大臣表彰 記念撮影              イノベーション・環境局長表彰 記念撮影

 


          
 IEC1906賞 記念撮影


​​○各表彰の受賞者及びその功績

3. 過去の受賞者及び功績紹介(平成25年度~)及び受賞者インタビュー(令和元年度~)

令和6年度
令和5年度
令和4年度
令和3年度
令和2年度
令和元年度
平成25年度~平成30年度(受賞者及び功績紹介のみ)
 

お問合せ先

産業標準化事業表彰について
イノベーション・環境局 基準認証政策課 基準認証調査広報室                                               電話:03-3501-1511(内線3421~3422)
メール:bzl-kijun-Koho★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。

最終更新日:2025年12月12日