第5回「キャリア教育推進連携表彰」受賞事例紹介
学校関係者と地域・社会や産業界の関係者等が連携・協働してキャリア教育に取り組んでいる先進事例を表彰する「キャリア教育推進連携表彰」(文部科学省・経済産業省による共同実施)について、23件の応募をいただき、平成27年11月9日、受賞団体を決定いたしました。
最優秀賞
京都こどもモノづくり事業推進委員会:
京都こどもモノづくり事業推進委員会は,産学公連携の下,伝統産業から先端技術産業が共生する「ものづくり都市・京都」の特性を生かし,(1)「京都モノづくりの殿堂・工房学習」,(2)「京(みやこ)少年モノづくり倶楽部」,(3)「至高の動くおもちゃづくりトイ・コンテストグランプリ in KYOTO」の3つの事業を推進し,その規模も年々拡大している。本委員会は,京都市の子供たちがモノづくりを学び,体験する機会を創出し,将来の生き方につながるキャリア教育活動を積極的に支援している。【詳細概要(PDF形式:1.35MB)】
優秀賞
釈迦内サンフラワープロジェクト実行委員会:
釈迦内サンフラワープロジェクト実行委員会は,「こどもたちの未来を創りあげていく」というコンセプトの下,地域で大切にされてきた「向陽」=ひまわりを活用し,釈迦内小学校の児童が地域と連携しながら,耕作放棄地でのひまわりの種まき,収穫から,ひまわり油の製造,販売までの6次産業化に取り組んでおり,人間力・協働力・社会力等を培う実践的ふるさとキャリア教育として,地域に新たな活力を生み出している。【詳細概要(PDF形式:482KB)】
奨励賞
キャリア教育推進協議会21:
キャリア教育推進協議会21は,地場産業「モノづくり」事業所と連携し,大田区内中学2年生全員の5日間の職場体験活動を目指し,長年支援するなどキャリア教育の充実を図っている。また,受入事業所拡大のため,11業種の「職場体験ガイダンス」や,子供たちの事故・怪我等を防ぐための「安全指導マニュアル」「衛生指導マニュアル」を開発するなど職場体験の効果を高める取組を進めている。【詳細概要(PDF形式:1.84MB)】
東大阪ええとこスクラム協議会:
東大阪ええとこスクラム協議会は,子供たちが東大阪を大切に思う心「地尊感情」を育むことを目的として,「ええひと」「ええモノ」「ええこと」がスクラムを組み,集積するものづくり中小企業の後継者不足の解決を図りつつ,地域資源を活用したモデルとなるキャリア教育プログラムの普及や,教職員向けのフィールドワーク研修を行うなど市内全域でキャリア教育を推進している。【詳細概要(PDF形式:294KB)】
那覇商工会議所青年部:
那覇商工会議所青年部は,企業及び経済団体に働きかけ,「学び」と「社会」のつながりをリアルに伝えることを目的として,小・中・高等学校において企業等と連携した『お仕事せんせいプロジェクト』を実施している。企業が自社の仕事と学校の教科・単元との関連や,社会への貢献について盛り込んだプログラムを作成し,それを授業で活用するなど学校の「教科・単元」と連携したキャリア教育を推進している。【詳細概要(PDF形式:305KB)】
お問合せ先
経済産業政策局 産業人材課
電話:03-3501-1511(内線2671)