第6回「キャリア教育推進連携表彰」受賞事例紹介
学校関係者と地域・社会や産業界の関係者等が連携・協働してキャリア教育に取り組んでいる先進事例を表彰する「キャリア教育推進連携表彰」(文部科学省・経済産業省による共同実施)について、20件の応募をいただき、平成28年11月30日、受賞団体を決定いたしました。
最優秀賞
日向商工会議所:
本団体は、「日向の大人はみな子供たちの先生」を合い言葉にして、働く大人(よのなか先生)が子どもたちに本気で「働く喜びと苦労」を語りかける授業を行うとともに、「よのなか先生」に対する研修会等を実施するなど、学校だけでなく、企業や行政、地域など巻き込み、産・学・官をあげてキャリア教育の推進に取り組んでいる。
優秀賞
大阪府立堺工科高等学校<定時制課程>:
本団体は、地域の地場産業や各企業・店舗等で就業体験をした定時制課程の高校生が、自身の体験をもとに小学生の職業体験をサポートするプログラム「ゆめ・チャレ」を、大阪府教育庁、NPO、産業界と連携して実施しており、その規模を年々拡大させながら、地域に活力を生み出している。
奨励賞
一般社団法人 三重県技能士会:
本団体は、小中学校に技能士を派遣し、児童生徒にものづくりの楽しさや技能の大切さを実感させるために、制作過程を工夫するなど発達段階に応じた「ものづくり体験」の取組を行うとともに、毎年、関係団体と連携して県内各地で「ものづくりフェア」を開催している。
講師派遣事業 「地元企業からの学び」延岡市推進委員会:
本団体は、「キャリア教育」「ふるさと教育」「理数教育」の三つを切り口として、ものづくり分野で活躍する企業で働く人を中心に講師として小中学校等に派遣し、ものづくりや科学技術に関する実験・実習等を通して、児童生徒の地元産業の理解促進等につながる取組を行っている。
審査委員会特別賞
南相馬市未来へのつばさ育成プロジェクト:
本団体は、子ども達が将来を前向きに捉え、社会に羽ばたく力をつけられるように、市内全中学校において、専門家と社会人による「出前講座」を提供し、各学年の成長にあわせ「夢の実現の仕方」「ビジネスマナー」「傾聴力」「インタビュー力」などのキャリア教育に取り組んでいる。
阿蘇市キャリア・スタート・ウィーク実行委員:
本団体は、小中学校に技能士を派遣し、児童生徒にものづくりの楽しさや技能の大切さを実感させるために、制作過程を工夫するなど発達段階に応じた「ものづくり体験」の取組を行うとともに、毎年、関係団体と連携して県内各地で「ものづくりフェア」を開催している。
お問合せ先
経済産業政策局 産業人材課
電話:03-3501-1511(内線2671)