外国公務員贈賄罪紹介マンガ(シナリオ版)
海外取引の前に知っておきたい「外国公務員贈賄防止」
海外取引の“ワイロ”は罰せられます!
- 1コマ目
- とある中小企業の社長室。社長が業績の記された書類を読んでいる。
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社長のセリフ
「よし、今月も業績は上々だな♪♪」 - そこに電話が鳴る。
- 2コマ目
- 社長が上機嫌で電話をとる。
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社長のセリフ
「はい、もしもし!」 -
受付の女性のセリフ
「社長、東京地検の方が社長に会いたいとのことで、いらしてますが…」 - 3コマ目
- 社長の顔が険しくなる。
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社長のセリフ
「東京地検?」 -
受付の女性のセリフ
「はい、とても重要なお話があるそうです」 - 4コマ目
- 東京地検の検事が社長室を訪れる。
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社長のセリフ
「いったい検察の方が何のご用件で…?うちは清廉潔白にやっていて、悪いことは何も…」 - 5コマ目
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検事のセリフ
「貴社、袖下(そでした)営業部長のA国での行為は贈賄にあたりますので、人吉(ひとよし)社長には○月×日にご出廷いただきます」 -
社長のセリフ
「ええっ!」 - 突然の話に驚く社長。
- 6コマ目
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社長のセリフ
「そういえば袖下のやつ、A国公共事業の受注で追加の経費が必要だと言ってたな…」 - 営業部長が追加の経費を請求してきたときに、特に疑わずに了解してしまったことを思い出す社長。
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営業部長のセリフ
「どうしても必要で…」 -
社長のセリフ
「そうか」 - まさか、あの経費は贈賄のためのものだったのではないか、と営業部長がA国役人にワイロを贈っているところを想像する。
- 7コマ目
- 裁判所にて判決が言い渡される。
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裁判長のセリフ
「罰金三億円に処する。」 -
社長のセリフ
「ひ~、さ、3億!?そんなに…?」 - 思わぬ高額な罰金に驚く社長。
- 8コマ目
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説明文
「部下が行ったワイロを知らなかった人吉社長。国際的な商取引のルールを守らなかったばかりに、違反者本人が処罰されるだけでなく、会社自体も多額の罰金を払うことになってしまいました。さて、どうするべきだったのでしょうか?」
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お問合せ先
外国公務員贈賄防止総合窓口
経済産業省 知的財産政策室
電話:03-3501-1511 内線2631
(9時30分~12時00分、13時00分~17時00分)
※土曜日、日曜日、祝日を除く
最終更新日:2023年3月24日