デジタルライフライン全国総合整備計画

つづく、つながる

デジタル時代の新しいインフラで、希望にあふれた未来をつくる

DIGITAL LIFELINE

高速道路や新幹線をはじめとしたインフラの整備は、全国に人やモノの流れを生み出し、日本の成長を支えてきました。

一方、少子高齢化や人口減少などの社会課題に直面する今の時代においては、自動運転やドローンといった新たなデジタル技術を社会実装させるための、新しいデジタルのインフラが必要です。

デジタルライフライン全国総合整備計画は、全国のインフラをアップデートし、新しいくらしを実現します。

自分が住んできた愛着のあるこのまちで、これから楽しいくらしが続く。ライフステージの変化があっても、しなやかにみずみずしいくらしが続く。新しく移り住んできたこのまちで、一生安心安全なくらしが続く。

計画の実現には私たちの力だけではなく、自治体や事業者、地域を盛り上げようとしている方々の協力が不可欠です。

誰もが楽しく快適に暮らせる、そんな希望にあふれた未来をともにつくっていきましょう。

デジタルライフライン
全国総合整備実現会議資料集

デジタルライフラインが変える暮らし

  • デジタルライフラインが変える暮らし01
    デジタルライフラインの整備により、私たちのくらしはどのように変わるのでしょうか。少し未来の社会にくらす、3人の生活を通じて、その様子を見てみましょう。
  • デジタルライフラインが変える暮らし02
    山間部に住む、80歳のヨシノさん。
    これまでは1時間かけて麓の病院まで行き診察を受けていましたが、今では家の近くの公民館からオンラインで診察を受けています。
  • デジタルライフラインが変える暮らし03
    処方された薬も薬局まで受け取りに行くことなく、ドローンが手元に届けてくれています。
  • デジタルライフラインが変える暮らし04
    郊外に住む70歳のナオミチさん。
    免許を返したナオミチさんですが、自動運転バスの普及により、これまでと変わらない生活を送っています。
  • デジタルライフラインが変える暮らし05
    また、一つのアプリケーションで地域を超えた移動も可能なため、趣味の旅行も今までと変わらず楽しんでいます。
  • デジタルライフラインが変える暮らし06
    インフラ管理に携わるヒロキさん。
    インフラ設備の状況が3Dデータで管理されたことで、リモートでの作業が可能になり、効率的な働き方できるようになりました。
  • デジタルライフラインが変える暮らし07
    こうしたくらしができるのは、デジタルライフラインによって、さまざまなサービスのデータが連携しているからです。デジタルの恩恵で、楽しく快適なくらしが広がっていきます。

デジタルライフラインで目指す社会

デジタルライフラインの整備により、これまでつながっていなかったデータが連携し、
くらしを便利で快適にするサービスがより使いやすくなります。

デジタルライフラインで目指す社会

デジタルライフラインを支える要素

デジタルを活用したサービスを誰もが使えるよう、ハード・ソフト・ルールそれぞれのデジタルライフラインを整備します。

ハード

ハード

ヒト・モノの乗り換え、積み替え等を行う「モビリティ・ハブ」や、サービスが接続するための情報通信インフラを指します。

ソフト

ソフト

自動運転車やドローンの安全な利用及び、地下のインフラ設備の管理に用いる空間情報のデータを簡単に素早く処理できる仕組みです。

ルール

ルール

データ連携基盤の運営事業者の安全性を認定する制度や、自動運転車が走行しやすくなるための仕組みです。

デジタルライフラインにより実現すること

ドローン航路

ドローン航路

ドローン航路の整備によりドローンの安全かつ高速な運航がより簡便に可能になります。目視外の自動飛行による点検や巡視、物流の自動化などを普及させることを目指します。

自動運転サービス支援道

自動運転サービス支援道

自動運転走行の安全性を高め、効率的に運行するための環境や情報配信する仕組みを整備した道路です。自動運転技術の開発の加速にも貢献します。

インフラ管理DX

インフラ管理DX

社会インフラの空間情報を様々な政府・企業の間で相互に共有することで、平時は作業の自動化やリソースの最適活用を、災害時は復旧の早期化を目指す取り組みです。

デジタルライフラインが地域に提供する3つの約束

各地域での技術実装をすすめる際にデジタルライフラインを利用することで、
地域全体の持続可能な価値づくりを実現します。

安全

安全

デジタルライフラインを通じた交通状況やインフラ設備のリアルタイム共有により、安全なモビリティの運行を実現します。

安い

安い

デジタルライフラインの仕様や規格に準拠することで官民で投資の方向性を揃え、重複投資を防ぎます。

早い

早い

デジタルライフラインの導入により自動運転やドローン、インフラ管理のデジタル化を早期に実現します。

デジタルライフライン全国総合整備計画(先行地域マップ)

2024年度より先行的に社会実装を進める地域

2024年度より先行的に社会実装を進める地域