
デジタル時代の新しいインフラで、希望にあふれた未来をつくる

高速道路や新幹線をはじめとしたインフラの整備は、全国に人やモノの流れを生み出し、日本の成長を支えてきました。
一方、少子高齢化や人口減少などの社会課題に直面する今の時代においては、自動運転やドローンといった新たなデジタル技術を社会実装させるための、新しいデジタルのインフラが必要です。
デジタルライフライン全国総合整備計画は、全国のインフラをアップデートし、新しいくらしを実現します。
自分が住んできた愛着のあるこのまちで、これから楽しいくらしが続く。ライフステージの変化があっても、しなやかにみずみずしいくらしが続く。新しく移り住んできたこのまちで、一生安心安全なくらしが続く。
計画の実現には私たちの力だけではなく、自治体や事業者、地域を盛り上げようとしている方々の協力が不可欠です。
誰もが楽しく快適に暮らせる、そんな希望にあふれた未来をともにつくっていきましょう。
デジタルライフライン
全国総合整備実現会議資料集
デジタルライフラインが変える暮らし
デジタルライフラインで目指す社会
デジタルライフラインの整備により、これまでつながっていなかったデータが連携し、
くらしを便利で快適にするサービスがより使いやすくなります。

デジタルライフラインを支える要素
デジタルを活用したサービスを誰もが使えるよう、ハード・ソフト・ルールそれぞれのデジタルライフラインを整備します。

ハード
ヒト・モノの乗り換え、積み替え等を行う「モビリティ・ハブ」や、サービスが接続するための情報通信インフラを指します。

ソフト
自動運転車やドローンの安全な利用及び、地下のインフラ設備の管理に用いる空間情報のデータを簡単に素早く処理できる仕組みです。

ルール
データ連携基盤の運営事業者の安全性を認定する制度や、自動運転車が走行しやすくなるための仕組みです。
デジタルライフラインにより実現すること

ドローン航路
ドローン航路の整備によりドローンの安全かつ高速な運航がより簡便に可能になります。目視外の自動飛行による点検や巡視、物流の自動化などを普及させることを目指します。

自動運転サービス支援道
自動運転走行の安全性を高め、効率的に運行するための環境や情報配信する仕組みを整備した道路です。自動運転技術の開発の加速にも貢献します。

インフラ管理DX
社会インフラの空間情報を様々な政府・企業の間で相互に共有することで、平時は作業の自動化やリソースの最適活用を、災害時は復旧の早期化を目指す取り組みです。
デジタルライフラインが地域に提供する3つの約束
各地域での技術実装をすすめる際にデジタルライフラインを利用することで、
地域全体の持続可能な価値づくりを実現します。

安全
デジタルライフラインを通じた交通状況やインフラ設備のリアルタイム共有により、安全なモビリティの運行を実現します。

安い
デジタルライフラインの仕様や規格に準拠することで官民で投資の方向性を揃え、重複投資を防ぎます。

早い
デジタルライフラインの導入により自動運転やドローン、インフラ管理のデジタル化を早期に実現します。
デジタルライフライン全国総合整備計画(先行地域マップ)
2024年度より先行的に社会実装を進める地域
