

アーキテクチャ政策
サイバーとフィジカルを高度に融合させることで、社会課題の解決と経済成長の両立を目指すSociety 5.0の実現を指し、まずは人流・物流及び商流・金流の分野のDXに取り組んでおります。これを実現するため、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)に設置したデジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)において「アーキテクチャ」の設計を行い、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や関係省庁等において、そのアーキテクチャに関する研究開発・実証事業を行っています。また、これを実現するためのデータ連携に関する取組の総称を「Ouranos Ecosystem(ウラノス・エコシステム)」と命名しました。
さらに今後、「デジタルライフライン全国総合整備計画」にもとづいて、アーキテクチャの社会実装・普及を進めていきます。
【アーキテクチャの考え方・イメージ図】

人流・物流のDX
人手不足や災害激甚化等の社会課題の解決や新産業の発展を実現するため、人や物の移動に関するニーズに応じて、自動運転車やドローン、サービスロボット等の自律移動ロボットが行き交い、人や物の流れが最適化する仕組みの構築に取り組んでおります。また、こうしたモビリティが安全かつ経済的に運行できるように、運行環境を仮想空間に再現するデジタルツインとして空間情報基盤やスマートビルの構築に関する取組を進めております。・アーキテクチャの設計報告書等
・アーキテクチャの設計に関する検討会
・アーキテクチャに関する研究開発・実証事業
-
「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業/人・ロボット・システムを有機的に結合するスマートビル基盤に関する研究開発」【関連サイト/NEDO】(2023年10月20日)
-
「デジタルツイン構築に関する調査研究」資料【関連サイト/デジタル庁】(2023年4月26日)
-
「デジタルツイン構築に関する調査研究」調査報告書【PDF形式/デジタル庁】(2023年4月26日)
-
自律移動ロボットの複雑なシステム連携時に安全性及び信頼性を確保する仕組みに関する研究開発【関連サイト/NEDO】(2022年11月7日)
-
空間IDを活用した3次元空間情報基盤の開発【関連サイト/NEDO】(2022年8月16日)
・アーキテクチャのガイドライン、共通ライブラリ等
-
4次元時空間情報基盤ガイドライン【関連サイト/IPA】(2023年5月31日更新)
-
4次元時空間情報基盤 共通ライブラリ【関連サイト/GitHub】
-
スマートビルガイドライン【関連サイト/IPA】(2023年5月31日)
・アーキテクチャの社会実装・普及
商流・金流のDX
契約から決済にわたる取引全体をデジタル化しアーキテクチャに沿ったデータ連携を可能とすることで、グローバルにサプライチェーン全体を強靱化・最適化してカーボンニュートラルや経済安全保障、廃棄ロス削減、トレーサビリティ確保等の社会課題の解決を進めながら、同時に中小企業やベンチャー企業を含めた様々なステークホルダーが活躍して産業が発展する社会の実現を目指します。また、データ連携に向けたガバナンスフレームワークやマーケットプレイス等を通じたデータ利活用の取組を進めております。
【商流・金流のDXにより実現するユースケースの例】

・アーキテクチャの設計に関する検討会
・アーキテクチャに関する研究開発・実証事業
-
「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業/サプライチェーンマネジメント基盤に関する研究開発」【関連サイト/NEDO】(2023年9月1日)
-
受発注・請求・決済の各システムの情報連携を可能とする次世代取引基盤の構築【関連サイト/NEDO】(2022年9月5日)
・アーキテクチャのガイドライン
過去の政策
お問合せ先
商務情報政策局 情報経済課電話:03-3501-0397
メール:bzl-DigitalArchitecture★meti.go.jp
※ [★]を[@]に置き換えてください。
最終更新日:2023年11月24日