1.「Japan Innovation Campus」の概要
スタートアップは、イノベーションの担い手として、社会課題解決と経済発展を両立しうる重要な存在であることから、政府は、2022年に策定した「スタートアップ育成五か年計画」に基づき、スタートアップへの支援に取り組んでいます。
スタートアップの成長に不可欠な最初から海外を見据えた起業や海外展開のためには、海外の投資家や起業家などとのネットワークが必要であることから、経済産業省は、2023年11月、米国・シリコンバレーの中心部に、スタートアップ支援拠点「Japan Innovation Campus」を設立しました。
本施設では、2024年12月現在、98社のスタートアップ等にワーキングスペースを提供しているほか、現地のアクセラレーターと連携したメンタリングやマッチングなどの重点支援を行っています。また、スタンフォード大学や数々のVCが所在するシリコンバレーの中心部に位置していることから、現地のVCなどを招待したピッチやネットワーキングイベントなどを定期的に行っています。
施設概要については以下も御参照ください。
/policy/newbusiness/JapanInnovationCampus/jic_gaiyou_250116.pdf
2.今回の募集について
本日より、これまでに本施設のメンバー企業であった51社(2024年10月に追加選定した47社を除く)、及び新規に本施設の利用を希望される企業に向けて、本施設のコワーキングスペースの利用に関する募集を開始します。
今回の募集では、グローバルでの事業展開・スケールアップを目指し、本施設を定期的に利用されるスタートアップを対象としております。例えば、週1~2回の御利用や、月に1回程度シリコンバレー周辺に来訪される方など、ワークスタイルに合わせて御利用いただくことが可能です。
【募集締め切り】令和7年2月14日(金曜日)
【選定結果発表】令和7年3月以降
【利用可能期間】令和7年4月1日(火曜日)から令和8年3月31日(火曜日)まで
【費用負担】光熱料及びインターネット利用料を含むコワーキングスペースの利用料は無料(現地滞在費や渡航費、オフィス移転費、駐車料等が補助されるものではありません)
詳細は以下の募集要項を御確認ください。
/policy/newbusiness/JapanInnovationCampus/jic_boshuu_250116.pdf
【応募に関するお問い合わせ先】
svc-info@mori.co.jp
3.ドロップインでの利用について
2024年2月より、ワンデーのみ利用する方を対象にした、ドロップイン利用のサービスも提供しておりますので、併せて活用を御検討ください。詳細は以下を御確認ください。
https://jp-innovation-campus.org/ja/news/drop-in
4. 今後の募集について
本施設の運営等に関する事業の期間は、2028年3月31日までを想定しているところ、今後の募集やメンバーシップ等の予定は下記のとおりです。
募集期間 | 利用可能期間 | |
第3期 | 2025年1月~2月 | 2025年4月~2026年3月 |
第4期 | 2025年12月~2026年1月(予定) | 2026年4月~2027年3月 |
第5期 | 2026年12月~2027年1月(予定) | 2027年4月~2028年3月 |
5. 関連するニュースリリース
米国・シリコンバレーに新しくビジネス拠点を開設します (METI/経済産業省)米国・シリコンバレーで「Japan Innovation Campus」のオープニングセレモニーを開催しました (METI/経済産業省)
お問合せ先
連絡先:bzl-team-startup★meti.go.jp(★を@に変えて御送付ください)
最終更新日:2025年1月16日