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西村経済産業大臣がザンビア共和国ヒチレマ大統領を表敬、カブスウェ鉱山・鉱物開発大臣と共同声明に署名するとともに日ザンビア鉱業投資ラウンドテーブルを開催
2023年8月11日
8月11日(金曜日)、西村経済産業大臣は訪問先のザンビア共和国にて、ヒチレマ大統領を表敬。カブスウェ鉱山・鉱物開発大臣とは「鉱物分野における協力に関する共同声明」に署名するとともに、JOGMECと鉱山・鉱物開発省との探査分野等の協力強化に係る覚書署名に立ち会いました。
また、日ザンビア鉱業投資ラウンドテーブルを開催し、日本企業11社の幹部同席のもと、ザンビアへの投資実現につなげるべく率直な意見交換を行いました。
また、日ザンビア鉱業投資ラウンドテーブルを開催し、日本企業11社の幹部同席のもと、ザンビアへの投資実現につなげるべく率直な意見交換を行いました。
1. ヒチレマ大統領表敬
鉱物資源分野での協力関係の更なる発展及び、ザンビアの経済発展と我が国の鉱物資源の安定確保について意見交換を行いました。
2. 鉱物分野における協力に関する共同声明に署名
この共同声明では、双方において、今後の鉱業分野での協力拡大には次の4つの原則が重要であることを確認しました。
- エネルギー転換に不可欠な重要鉱物の確保と、独占と多様性の欠如に起因する経済安全保障上のリスクへの対処を両立すること。
- より高いESG基準を適用し、重要鉱物のオープンで透明性の高い、ルール・市場ベースの取引にコミットし、重要鉱物に関する市場歪曲的措置や独占的政策に反対することで、責任ある強靭な重要鉱物サプライチェーンを構築すること。
- 情報共有、相互訪問、技術協力を含む段階的アプローチを通じて、相互に有益な具体的プロジェクトにつなげていくこと。
- 採掘プロジェクトそのものだけでなく、そこに必要な人材、インフラ、サプライチェーンの開発に協力すること。
また、JOGMECと鉱山・鉱物開発省が覚書を締結。同覚書に基づき、西村大臣から、ニッケル、コバルト、銅の探査分野等の協力強化に係る以下3点の提案し、合意に至りました。
- 我が国が開発した最先端の人工衛星搭載の高性能センサーであるHISUI等を活用した衛星画像解析をザンビア全土を対象として実施すること
- 衛星画像解析を用いた地質調査や環境モニタリングに関する技術移転を実施すること
- 現在JOGMECとザンビア地質調査局が実施している共同地質調査の対象エリアを倍増すること
3.日・ザンビア鉱業投資ラウンドテーブルの開催
同日、西村大臣はカブスウェ鉱山・鉱物開発大臣とともに、日本企業によるザンビアへの鉱業投資を促進するため、日・ザンビア鉱業投資ラウンドテーブルに出席しました。同会議に参加した日本企業11社の幹部とザンビア政府の間で、ザンビアの投資環境に対する期待や課題についての率直な意見交換がなされました。
関連資料
担当
資源エネルギー庁 鉱物資源課長 有馬担当者:野崎、堀江
電話:03-3501-1511(内線 4701)
メール:bzl-koubutsu-kokusai★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。