1. ホーム
  2. ニュースリリース
  3. ニュースリリースアーカイブ
  4. 2024年度10月一覧
  5. 生成AIの開発力強化に向けたプロジェクト「GENIAC」において、新たに計算資源の提供支援を行うAI基盤モデル開発テーマ計20件と、データの利活用に向けた実証を行うテーマ計3件を採択しました

生成AIの開発力強化に向けたプロジェクト「GENIAC」において、新たに計算資源の提供支援を行うAI基盤モデル開発テーマ計20件と、データの利活用に向けた実証を行うテーマ計3件を採択しました

2024年10月10日

同時発表:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、生成AIの開発力強化に向けたプロジェクト「GENIAC」において、基盤モデルの開発に必要な計算資源の提供支援の第2期と、ユニークなデータに基づく開発と利活用を通じて得たデータをさらなるAIの高度化に繋げていく好循環の構築に向けたデータ実証を行います。

1.背景

生成AIは、インターネットに匹敵する技術革新とも言われており、労働力不足などの社会課題の解決にも貢献すると期待されています。生成AIの利活用があらゆる分野で検討され開発競争が国際的に激化している中、日本として生成AIの開発力を確保・強化していくことが重要となります。

2.「GENIAC」の概要

可及的速やかに生成 AI に関する開発力を国内に醸成するために、経済産業省とNEDOでは2024年2月から「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」プロジェクトとして、基盤モデルの開発に必要な計算資源の提供支援やコミュニティの運営等を行っています。第1期(計算資源の提供支援の開発期間:2024年2~8月)においては、計10件の開発テーマで基盤モデルの開発に取り組みました。今回は第2期目となります。

計算資源の提供支援

基盤モデルを開発する上では、計算資源の確保が大きな課題となります。NEDOが実施する「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」を活用し、計算資源の利用料等を補助する形で支援します。公募を経た各採択者の事業概要については下段の「3.採択テーマについて」の関連リンク先をご参照ください。

生成AIの学習に必要なデータセット構築及びデータ・生成AIの利活用に向けた調査

競争力のあるAIの開発・利活用を進めていくに当たっては、いまだ活用が進んでいないデータも含め、適切に収集の上、開発に活用し、開発したAIの利活用を通じて得たデータをAIの高度化につなげていくという「データ活用の好循環」を創出していくことが重要です。そうした事例の創出に向け、データの収集やAIの利活用における課題の解決に取り組む実証を実施し、その成果を広く普及させていきます。公募を経た各採択者の事業概要については下段の「3.採択テーマについて」の関連リンク先をご参照ください。

3.採択テーマについて

このたび、NEDOにおいて以下3件の公募を実施し、それぞれ採択結果を発表しました。採択テーマの詳細と実施予定先は、以下のURL先をご覧ください。

計算資源の提供支援

事業期間:2024年度~2025年度

生成AIの学習に必要なデータセット構築及びデータ・生成AIの利活用に向けた調査

事業期間:2024年度~2025年度
 
事業期間:2024年度~2025年度
 

【関連リンク】

GENIACの情報はWEBサイト外部リンクにて発信しております。
 

担当