RD20東京シンポジウム2024が開催されました

2024年10月11日

10月11日(金曜日)に産業技術総合研究所の主催により、RD20(Research and Development 20 for Clean Energy Technologies)東京シンポジウム2024が東京都内で開催されました。クリーンエネルギー分野を代表する国内外の研究者が参加し、カーボンニュートラル実現に向けた太陽光発電、水素、バイオ燃料、二酸化炭素回収等の最新技術や人材育成について議論しました。

会議の概要

RD20(Research and Development 20 for Clean Energy Technologies)は、日本主導で2019年に発足した、G20各国・地域の主要な研究機関がカーボンニュートラルの実現に向けた研究開発の国際連携を促進するためのイニシアティブ(枠組み)です。
2024年12月にインドで開催される第6回RD20国際会議に先駆け、国内イベントとして、10月11日(金曜日)に「RD20東京シンポジウム2024」が初めて開催されました。

RD20東京シンポジウム2024は、グリーントランスフォーメーション(GX)の実現を目指し、エネルギー・環境関連の国際会議を集中的に開催する「東京GXウィーク」の取組の一環として開催されました。

竹内経済産業大臣政務官は、本会合の冒頭挨拶を行い、日本のGX推進のためのファイナンスなどの推進策や長期的ビジョンの策定について概説するとともに、カーボンニュートラルに向けた国際協力を促進するRD20の活動への期待などを述べました。

その後、インド・エネルギー・資源研究所(TERI)のVibha Dhawan所長や産総研・ゼロエミッション国際共同研究センター(GZR)の吉野彰センター長をはじめとしたクリーンエネルギー分野を代表する国内外の研究者が登壇し、太陽光発電、水素、バイオ燃料、二酸化炭素回収等の最新技術に関する講演と議論が行われました。また、人材育成の観点から、今年7月にインドネシアで開催された第2回RD20サマースクールに関して、ホストを務めたインドネシア国家研究イノベーション庁(BRIN)のCuk Supriyadi教授から開催実績が報告されました。

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