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IAEAによるALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューミッションが行われました

2024年12月13日

同時発表:外務省

12月9日(月曜日)から12日(木曜日)にかけて、IAEA(国際原子力機関)職員及び国際専門家からなるIAEAタスクフォースが来日しました。IAEAタスクフォースは、東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューを行いました。

IAEA(国際原子力機関)のカルーソ原子力安全・核セキュリティ局調整官(Mr. Gustavo Caruso, Director and Coordinator, Department of Nuclear Safety and Security、IAEAタスクフォース団長)を含む6名のIAEA職員と、9名の国際専門家(アルゼンチン共和国、英国、カナダ、韓国、中国、フランス共和国、米国、ベトナム社会主義共和国、ロシア連邦出身)をメンバーとするIAEAタスクフォースが日本を訪れ、ALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューミッションが行われました。本レビューミッションは、海洋放出開始後3回目となります。

レビューミッションでは、IAEAタスクフォースは、ALPS処理水の海洋放出の安全性について、IAEA国際安全基準に基づいて、技術的事項を議論するとともに、東京電力福島第一原子力発電所を訪れ、現地調査を行いました。

議論及び東京電力福島第一原子力発電所の現地調査の概要は、以下のとおりです。

1.レビューにおける議論概要

12月9日(月曜日)及び12月12日(木曜日)、日本政府(経済産業省及び外務省)と東京電力からは、(1)2024年4月~11月のALPS処理水の放出実績や海洋放出開始以降の海域モニタリングの実績等に関する情報提供を行い、(2)また、 IAEA国際安全基準に則り海洋放出開始後の取組状況や放出開始後1年間の放射線環境影響評価について説明を行い、IAEAタスクフォースとの間で議論しました。

2.レビューにおける東京電力福島第一原子力発電所の現地調査概要

12月11日(水曜日)、IAEAタスクフォースは、東京電力福島第一原子力発電所を訪問し、東京電力から現地の最新状況について説明を受けるとともに、ALPS処理水の測定を行うための設備や海水による希釈を行うための設備を含むALPS処理水の海洋放出関連設備の状況について確認を行いました。

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担当

資源エネルギー庁 原子力発電所事故収束対応室 調整官 植松
担当者:泉井、早川、杉浦
電話:03-3501-1511(内線 4441)
メール:bzl-hairo-syorisuitaisaku★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。