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PHRを活用した体験展示「PHRがもたらす、新時代のウェルネスライフ」を大阪・関西万博で実施しました
2025年7月10日
経済産業省は、個人の健康・医療データ「PHR(Personal Health Record)」を活用した新しいサービスづくりに取り組んでいます。大阪・関西万博では、20の事業者による、10のPHRサービス体験展示「PHRがもたらす、新時代のウェルネスライフ」を実施しました。展示来場者数は延べ9万人を突破し、多くの方がバリエーション豊かなPHRサービスを体感できる貴重な機会となりました。
1.大阪・関西万博におけるPHRサービス体験展示の概要
経済産業省は、「自然と健康になれる社会」を目指して、本事業※を通じ、個人の健康・医療データである「PHR(Personal Health Record)」を活用し、個々人にパーソナライズされた10の新たなサービス(ユースケース)を創出しました。
本事業で構築された情報連携基盤「PHR CYCLE」を活用した、PHRによる新しいサービス体験の展示を、大阪・関西万博のテーマウィーク「健康とウェルビーイング」と連動して、EXPOメッセ「WASSE」で本年6月21日(土曜日)から6月29日(日曜日)まで、フューチャーライフヴィレッジ内フューチャーライフエクスペリエンス(FLE)で本年6月24日(火曜日)から7月7日(月曜日)までの期間で実施しました。また、万博会場に加えて、万博会場外の施設やデジタル上でも体験提供を行いました。
今回体験提供したPHRサービスは、3Dボディスキャナーを用いて個人の健康状態に応じたアドバイスを受けられるサービスや、体調に合わせてスペックが変化するVRゲームなど、食事・運動・睡眠・暮らしと多彩なジャンルの“ちょっと先の未来”の健康にまつわるコンテンツを提供しました。
展示来場者数はEXPOメッセ「WASSE」、FLEのそれぞれに延べ約4.5万人と、あわせて9万人を突破し、多くの人が未来の健康社会の可能性を体感できる機会となりました。
※ 令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)
本事業は、「いのち輝く未来社会」をテーマにした大阪・関西万博を通じて、事業者・国民がともに開かれた環境で多様なPHRとサービスが繋がり、新たな商品やサービスを生み出す事業者、それを安心して利用する国民の、より豊かな生活・体験が広がる未来への礎を築き、PHRによる“自然と健康になれる社会”の実現を目指し、実施しました。
本事業では、運動、睡眠、食事等の各テーマにおいて、PHR事業者及びサービス事業者の協調のもと、情報連携基盤「PHR CYCLE」を介しサービス事業者1社に対し複数のPHR事業者からPHRが提供されることで、これまでにないユースケースを創出するとともに、PHRサービスを提供する仕組みを実証的に実現しました。
2.未来のウェルネスライフを体験した来場者の反応
本展示の来場者からは、「(食のPHRサービスの体験により)普段の栄養不足に気付かされた」と、自分の健康に関心を寄せるきっかけとなったというコメントや、「PHRを活用して便利な社会や暮らしになることが楽しみ」など、PHRがもたらす、未来のウェルネスライフに期待をする声などが寄せられました。
今回、本事業で創出された10のユースケースは、大阪・関西万博での国民への展示発表・体験提供を経て、サービス利用者の拡大を目指して順次社会実装を進めてまいります。
関連リンク
担当
商務・サービスグループ ヘルスケア産業課長 福田
担当者:明石、中内、善方
電話:03-3501-1511(内線 4041)
メール:bzl-healthcare-jouhou★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。