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国際原子力機関(IAEA)による分析機関間比較のため、海水希釈前のALPS処理水の採取が行われました

2025年7月17日

国際原子力機関(以下「IAEA」という。)は、ALPS処理水のモニタリングを実施する東京電力の能力を検証するため、2022年から分析機関間比較※1を実施しています。
7月17日(木曜日)、IAEAが実施する分析機関間比較のために、東京電力は、東京電力福島第一原子力発電所構内において、IAEA関係者の立会いの下で、測定・確認用タンク※2から海水希釈前のALPS処理水の採取を行いました。

今回の分析機関間比較は、2025年3月に報告書が公表されたALPS処理水の放射性核種分析における第3回の分析機関間比較に続き、4回目となります。

今回採取されたサンプルは、今後、IAEA及び韓国、スイス、中国、フランスの分析機関において、放射性物質の分析が行われる予定です。

※1 分析機関間比較:IAEAが日本政府との間で署名した「ALPS処理水の取扱の安全性に係るレビューの包括的な枠組みに関する付託事項」に基づき2022年から実施している、サンプリング・独立した分析・データの裏付けを目的としたモニタリング活動。モニタリング活動の中で、IAEA及び第三国の分析機関が独立して分析を行い、東京電力の分析結果と比較することで、ALPS処理水のモニタリングを実施する東京電力の能力を検証する。
※2 測定・確認用タンク:東京電力福島第一原子力発電所構内の貯蔵タンク等からALPS処理水を受け入れ、ALPS処理水の希釈・放出前の分析に当たって代表的な分析試料を採取するための循環・攪拌を行うタンク。

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担当

資源エネルギー庁 原子力発電所事故収束対応室 調整官 植松
担当者:早川、山中
電話:03-3501-1511(内線 4441)
メール:bzl-hairo-syorisuitaisaku★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。