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山田経済産業副大臣がG7エネルギー・環境大臣会合に出席しました
2025年11月4日
山田経済産業副大臣は、10月30日(木曜日)と31日(金曜日)にカナダのトロントで開催されたG7エネルギー・環境大臣会合に出席しました。本会合への出席に加えて、米国、イタリア共和国、カナダ、オーストラリア連邦、ウクライナの閣僚との会談を実施したほか、ダーリントン原子力発電所を視察しました。
1.G7エネルギー・環境大臣会合
(1)概要
- 
  
G7エネルギー大臣会合と環境大臣会合を合同開催
日程 - 
  
2025年10月30日(木曜日)、31日(金曜日)
 - 参加国等
 - 
  
G7メンバー、ウクライナ、オーストラリア連邦、韓国、メキシコ合衆国
 - 招待国際機関等
 - 
  
国際エネルギー機関(IEA)、国際原子力機関(IAEA)等
 
(2) 議論の内容
- エネルギー大臣会合では、(1)エネルギー安全保障、(2)重要鉱物、(3)エネルギーとAI、(4)原子力、(5)ウクライナへのエネルギー分野の支援等の論点について議論が行われました。
 - 山田副大臣からは、日本が一貫して提唱してきた、エネルギー安全保障・経済成長・脱炭素を同時実現する「トリプルブレイクスルー」や、エネルギーの安定供給の確保に向けた「全てのエネルギー、全ての技術」を活用した多様な選択肢の追求の重要性を改めて主張しました。その上で、重要鉱物、エネルギーとAI、原子力、ウクライナ支援といった各分野について、日本の具体的な取組を紹介するとともに、G7をはじめとする有志国間での更なる連携を呼びかけました。
 - 本会合では、これら各分野に関する合意文書が採択されました。
 
2.各国との会談
本会合の機会を利用して、米国、イタリア共和国、カナダ、ウクライナ、オーストラリアの閣僚との会談を行い、エネルギー分野における協力等について意見交換を行いました。
(1)米国のライト エネルギー長官との会談
米国のクリス・ライト エネルギー長官と会談し、エネルギー安全保障をめぐる連携に加えて、LNGや重要鉱物、原子力に関する二国間協力等について意見交換しました。
(2)イタリアのピケット=フラティン環境・エネルギー安全保障大臣との会談
イタリアのジルベルト・ピケット=フラティン環境・エネルギー安全保障大臣と会談し、ガス安全保障や水素に関する二国間協力等について意見交換しました。加えて、経済産業省とイタリア環境・エネルギー安全保障省との間のガス安全保障に関する協力覚書を締結しました。(3)カナダのホジソン エネルギー天然資源大臣との会談
カナダのティム・ホジソン エネルギー天然資源大臣と会談し、LNG、原子力、蓄電池、重要鉱物に関する二国間協力等について意見交換しました。本会談を踏まえ、経済産業省とカナダ天然資源省との間のエネルギー資源分野における協力に関する共同声明を発出しました。
(4)オーストラリアのキング資源大臣兼北部豪州担当大臣との会談
オーストラリアのマデレーン・キング資源大臣兼北部豪州担当大臣と会談し、重要鉱物、LNG、石炭及び持続可能燃料に関する協力等について意見交換しました。
(5)ウクライナのフリンチュク エネルギー大臣との会談
ウクライナのスビトラーナ・フリンチュク エネルギー大臣と会談し、今回のG7エネルギー・環境大臣会合の主要テーマでもあるウクライナ支援に関し、エネルギー分野をはじめとした日本の取組について意見交換しました。
3. ダーリントン原子力発電所の視察
本会合のプログラムの一環として、日米企業が共同開発を行う小型モジュール炉(SMR)の「BWRX-300」の建設が進むダーリントン原子力発電所を訪問しました。
関連資料
- エネルギー安全保障強化に向けた行動喚起(原文)

 - エネルギー安全保障強化に向けた行動喚起(仮訳:後日掲載予定)
 - 重要鉱物における基準に基づく市場の促進に向けたロードマップ(原文)

 - 重要鉱物における基準に基づく市場の促進に向けたロードマップ(仮訳:後日掲載予定)
 - エネルギーとAI作業計画(原文)

 - エネルギーとAI作業計画(仮訳:後日掲載予定)
 - 原子力・フュージョンエネルギー(原文)

 - 原子力・フュージョンエネルギー(仮訳:後日掲載予定)
 - ウクライナのエネルギー安全保障(原文)

 - ウクライナのエネルギー安全保障(仮訳:後日掲載予定)
 - 日本国経済産業省とイタリア共和国環境・エネルギー安全保障省によるガス安全保障に関する協力覚書(原文)(PDF形式:142KB)

 - 日本国経済産業省とイタリア共和国環境・エネルギー安全保障省によるガス安全保障に関する協力覚書(仮訳)(PDF形式:148KB)

 - 日本国経済産業省とカナダ天然資源省によるエネルギー資源分野における協力に関する共同声明(原文)(PDF形式:179KB)

 - 日本国経済産業省とカナダ天然資源省によるエネルギー資源分野における協力に関する共同声明(仮訳)(PDF形式:150KB)

 
担当
本出張全体について
資源エネルギー庁 国際課長 大江
担当者:中西、水谷
電話:03-3501-1511(内線 4491~4)
メール:bzl-kokusaika-france★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。重要鉱物分野について
製造産業局 鉱物課長 山口
担当者:川崎、岸、伊藤
電話:03-3501-1511(内線 4701)
メール:bzl-s-shinen-kobutsushigen★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。
日伊ガス安全保障協力覚書について
資源エネルギー庁 資源・燃料部 資源開発課長 長谷川
担当者:村橋、清藤
電話:03-3501-1817(内線 4641)
メール:bzl-kaihatsuka-shigengaiko-kikaku★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。











