金属加工統計調査
調査の概要
調査の目的
金属熱処理加工業に関する生産の動向を加工方法別、用途別に把握し、金属プレス加工業に関する販売の動向を用途別、原材料別に把握し、金属熱処理加工業及び金属プレス加工業の振興を図るための行政施策の企画・立案の基礎資料とする。
調査の沿革
【調査開始年】
- 金属熱処理加工月報 昭和51年7月(1976年7月開始)
- 金属プレス加工月報 昭和57年7月(1982年7月開始)
【調査の沿革】
中小企業性及び下請け性が高く、需要産業の景気動向の影響を受けやすい金属熱処理加工業及び金属プレス加工業について、その事業活動の実態を把握し、その近代化促進上の基礎資料を得るため、昭和51年7月以降毎月実施されていた金属熱処理加工統計調査と昭和57年7月以降毎月実施されていた金属プレス加工統計調査を平成11年から統合した。
調査の根拠法令
統計法
調査の対象
【地域】全国
【単位】事業所
【属性】金属熱処理加工及び金属プレス加工をしている事業所
【調査対象数】熱処理加工統計約100事業所(母集団数:約200)
金属プレス加工統計約580事業所(母集団数:約620)
【回収率】約53%
抽出方法
標本調査
【選定】有意抽出
【抽出方法】従業者20人以上の事業所を抽出
母集団名簿は、日本金属熱処理工業会及び(一社)日本金属プレス工業協会(同協会の正会員である各地方の金属プレス工業会を含む。)の会員事業所名簿等を基礎とし、事業所母集団データベースによる補完を行い作成。
集計方法
- 調査委託先が、回収した個票について集計を行う。集計値の前回比較、項目間比較から審査を行う。
- 回収率の算出にあたっては、業種や従業員数等の変更により対象外となった事業所は分母より差し引く。
【調査事項】
○金属熱処理加工
・労務(月末常用従業者数、月間実働廷人員)
・製品(加工方法別生産重量、加工金額)
・製品用途別(用途別加工金額)
・原材料・燃料・電力(燃料別消費量、消費額)
○金属プレス加工
・労務(月末常用従業者数、月間実働廷人員)
・製品(用途別販売額)
・原材料(区分別消費量、消費額)
調査票
調査の時期
【調査周期】毎月
【調査期日】月末
【実施期日】毎月15日までに調査
調査の方法
【調査経路】経済産業省→民間事業者→報告者
【配布方法】郵送、オンライン(メール)、FAX
【収集方法】郵送、オンライン(メール)、FAX
民間委託の状況
【民間委託の有無】有
【委託先民間機関名】
日本金属熱処理工業会(平成30年度)
(株)綜合マーケティングビューロー(平成30年度)
【委託業務内容】発送、回収、集計
統計の利活用の状況
- 金属熱処理加工事業者、金属プレス加工事業者及び関連産業の生産、事業戦略等の判断材料
- 中小企業信用保険等各種制度の業種指定の基礎資料など
公表スケジュール
(1) 公表の方法:インターネット(e-stat及び経済産業省ホームページ)により公表する。
(2) 公表の期日:月報→調査月の翌々月中旬
年報→調査年の翌年6月
※本統計では確報値のみ作成・公表
その他
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