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海外現地法人四半期調査

5(3) 貿易取引

第5表. 国内本社企業の貿易取引の動向 (単位:百万円、%、ポイント)
  輸出入額 前年同期比 前期比 見通し(DIの前期比増減)
9年4-6月期 10年1-3月期 10年4-6月期 10年4-6月期 10年4-6月期 10年7-12月期 10年7-12月期
輸出 8,792,757 9,660,048 p 9,176,713 p 4.4 p ▲ 5.0 ▲ 6.9 p ▲ 1.1
輸入 2,160,978 2,167,539 p 2,054,983 p ▲ 4.9 p ▲ 5.2 ▲ 11.3 p ▲ 2.3
 輸出一輸入 6,631,779 7,492,509 p 7,121,730 p 7.4 p ▲ 4.9      
現地法人向け輸出 3,837,091 4,390,763 p 4,407,108 p 14.9 p 0.4      
現地法人から輸入 676,578 719,157 p 706,228 p 4.4 p ▲ 1.8      
 輸出一輸入 3,160,513 3,671,606 p 3,700,880 p 17.1 p 0.8      
輸出に占める現地法人向けの割合 43.6 45.5 p 48              
輸入に占める現地法人からの割合 31.3 33.2 p 34.4              

(1) 輸出入の状況

  •  国内本社企業の輸出高合計は、9兆1767億円で前年同期比 4.4%の増加となり、前期同様国内売上高の減少を下支えした形となった。業種別にみると、繊維、窯業・土石を除く11業種で増加した。
  •  国内本社企業の輸入高合計は、2兆 550億円で前年同期比▲ 4.9%の減少となった。業種別にみると、その他、一般機械等5業種で減少した。
  •  平成10年7~12月の見通しをDIの前期比でみると、輸出高▲ 1.1ポイント (▲ 7.5→▲ 8.6)、輸入高▲ 2.3ポイント(▲11.5→▲13.8)となっており、輸出入とも減少を見込む本社企業の割合が増加している。業種別にみると、輸出高は電気機械等6業 種で減少、輸入高も電気機械等5業種で減少となっている。

(2) 海外現地法人との企業内取引の状況

  •  国内本社企業が有する海外現地法人向けの輸出高合計は、4兆4071億円で前年同期比14.9%増加し、国内本社企業の輸出高に占める割合は、48.0%で前年同期に比べ 4.4ポイント拡大した。
  •  海外現地法人からの輸入高合計は、国内本社企業の輸入高が減少しているのと対照的に7062億円と前年同期比 4.4%の増加となった。また、国内本社企業の輸入高に占める海外現地法人からの輸入高の割合は、34.4%で前年同期に比べ 3.1ポイント拡大した。
  •  海外現地法人との輸出入収支は3兆7009億円の輸出超過で、前年同期比17.1%の増加となった。業種別にみると、輸送機械、電気機械で超過額が大きく、この2業種で輸出超過額合計の85.5%を占めている。

第5図. 業種別の本社企業の輸出入額と現地法人の取引
第5図. 業種別の本社企業の輸出入額と現地法人の取引

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最終更新日:2007.10.1
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