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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)

(平成23年12月28日発表)

鉱工業指数 平成23年11月分(速報)

生産は横ばい傾向

  • 今月は、生産、出荷、在庫、在庫率とも低下であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、12月、1月とも上昇を予測している。
  • 総じてみれば、生産は横ばい傾向にある。
平成17年=100
項目 季節調整済指数 原指数
指数 前月比
(%)
指数 前年同月比
(%)
生産 90.1 ▲2.6 94.2 ▲4.0
出荷 91.5 ▲1.5 94.7 ▲4.5
在庫 102.8 ▲0.8 106.8 8.0
在庫率 116.1 ▲1.7 116.0 7.5

           注)▲はマイナスを示す。

1. 11月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     11月の生産は、前月比▲2.6%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は▲4.0%の低下)となり、指数水準は90.1(季節調整済)となった。生産の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、情報通信機械工業、鉄鋼業等であった。品目別にみると、普通乗用車、小型乗用車、携帯電話等の順に低下に寄与している。

  2. 出荷

     11月の出荷は、前月比▲1.5%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は▲4.5%の低下)となり、指数水準は91.5(季節調整済)となった。出荷の低下に寄与した業種は、情報通信機械工業、輸送機械工業、鉄鋼業等であった。  

  3. 在庫

     11月の在庫は、前月比▲0.8%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は8.0%の上昇)となり、指数水準は102.8(季節調整済)となった。在庫の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、電気機械工業、情報通信機械工業等であった。

     11月の在庫率は、前月比▲1.7%の低下と2か月連続の低下(前年同月比は7.5%の上昇)となり、指数水準は116.1(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、12月は前月比4.8%の上昇、1月は同3.4%の上昇であった。12月の上昇は、輸送機械工業、情報通信機械工業、一般機械工業等により、1月の上昇は、輸送機械工業、鉄鋼業、一般機械工業等による。

  11月の実現率は▲3.4%、12月の予測修正率は▲1.4%となった。


製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%)平成17年=100)
  平成23年11月 平成23年12月 平成24年1月
平成23年11月調査         ▲0.1           2.7  
平成23年12月調査           4.8           3.4

          注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 11月の生産は、前月比▲2.6%の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると、12月、1月とも上昇を予測している。総じてみれば、生産は横ばい傾向にある。

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    (生産・出荷・在庫・在庫率指数、製造工業生産予測指数、稼働率・生産能力指数等)
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    最終更新日:2011.12.28
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