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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)

(平成24年2月29日発表)

鉱工業指数 平成24年1月分(速報)

持ち直しの動きがみられる鉱工業生産

  • 今月は、生産が上昇、出荷は低下、在庫、在庫率は上昇であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、2月、3月とも上昇を予測している。
  • 総じてみれば、生産には持ち直しの動きがみられる。
平成17年=100
項目 季節調整済指数 原指数
指数 前月比
(%)
指数 前年同月比
(%)
生産 95.3 2.0 85.8 ▲1.2
出荷 94.9 ▲0.7 85.0 ▲1.4
在庫 103.1 3.1 106.6 2.6
在庫率 113.2 1.2 129.0 5.0

           注)▲はマイナスを示す。

1. 1月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     1月の生産は、前月比2.0%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比は▲1.2%の低下)となり、指数水準は95.3(季節調整済)となった。生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、情報通信機械工業、鉄鋼業等であった。品目別にみると、普通乗用車、デジタルカメラ、カーナビゲーションの順に上昇に寄与している。

  2. 出荷

     1月の出荷は、前月比▲0.7%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は▲1.4%の低下)となり、指数水準は94.9(季節調整済)となった。出荷の低下に寄与した業種は、電子部品・デバイス工業、電気機械工業、一般機械工業等であった。    

  3. 在庫

     1月の在庫は、前月比3.1%の上昇と3か月ぶりの上昇(前年同月比は2.6%の上昇)となり、指数水準は103.1(季節調整済)となった。在庫の上昇に寄与した業種は、電気機械工業、輸送機械工業、情報通信機械工業等であった。

     1月の在庫率は、前月比1.2%の上昇と4か月ぶりの上昇(前年同月比は5.0%の上昇)となり、指数水準は113.2(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、2月は前月比1.7%の上昇、3月は同1.7%の上昇を予測している。2月の上昇は、電子部品・デバイス工業、鉄鋼業、電気機械工業等により、3月の上昇は、情報通信機械工業、輸送機械工業、一般機械工業等による。

  1月の実現率は0.2%、2月の予測修正率は0.7%となった。


製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%)平成17年=100)
  平成24年1月 平成24年2月 平成24年3月
平成24年1月調査 2.5 1.2  
平成24年2月調査 1.7 1.7

          注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 1月の生産は、前月比2.0%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると、2月、3月とも上昇を予測している。総じてみれば、生産には持ち直しの動きがみられる。  

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    最終更新日:2012.2.29
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