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- 鉱工業指数 平成24年3月分(速報)
鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)
(平成24年4月27日発表)
鉱工業指数 平成24年3月分(速報)
生産は持ち直しの動きで推移
- 今月は、生産が上昇、出荷は低下、在庫、在庫率は上昇であった。
- 製造工業生産予測調査によると、4月上昇の後、5月は低下を予測している。
- 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
項 目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指 数 | 前月比(%) | 指 数 | 前年同月比(%) | |
生 産 | 95.3 | 1.0 | 101.8 | 13.9 |
出 荷 | 95.2 | ▲0.1 | 105.8 | 11.1 |
在 庫 | 107.5 | 4.3 | 101.9 | 9.6 |
在庫率 | 115.5 | 4.6 | 102.0 | 6.1 |
注)▲はマイナスを示す。
1. 3月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
3月の生産は、前月比1.0%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は13.9%の上昇)となり、指数水準は95.3(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、情報通信機械工業、窯業・土石製品工業等であった。 品目別にみると、普通乗用車、小型乗用車、駆動伝導・操縦装置部品の順に上昇に寄与している。
- 出荷
3月の出荷は、前月比▲0.1%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は11.1%の上昇)となり、指数水準は95.2(季節調整済)となった。 出荷の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、金属製品工業、電気機械工業であった。
- 在庫
3月の在庫は、前月比4.3%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は9.6%の上昇)となり、指数水準は107.5(季節調整済)となった。在庫の上昇に寄与した業種は、情報通信機械工業、輸送機械工業、電気機械工業等であった。
3月の在庫率は、前月比4.6%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は6.1%の上昇)となり、指数水準は115.5(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、4月は前月比1.0%の上昇、5月は同▲4.1%の低下を予測している。4月の上昇は、一般機械工業、化学工業、輸送機械工業等により、5月の低下は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、一般機械工業等による。
3月の実現率は▲3.2%、4月の予測修正率は▲1.9%となった。
平成24年3月 | 平成24年4月 | 平成24年5月 | |
---|---|---|---|
平成24年3月調査 | 3.4 | ▲0.3 | |
平成24年4月調査 | 1.0 | ▲4.1 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
3月の生産は、前月比1.0%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると、4月上昇の後、5月は低下を予測している。総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
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(生産・出荷・在庫・在庫率指数、製造工業生産予測指数、稼働率・生産能力指数等)