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- 鉱工業指数 平成24年4月分(速報)
鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)
(平成24年5月31日発表)
鉱工業指数 平成24年4月分(速報)
生産は持ち直しの動きで推移
- 今月は、生産、出荷、在庫、在庫率とも上昇であった。
- 製造工業生産予測調査によると、5月低下の後、6月は上昇を予測している。
- 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
項 目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指 数 | 前月比(%) | 指 数 | 前年同月比(%) | |
生 産 | 95.8 | 0.2 | 90.4 | 13.4 |
出 荷 | 96.7 | 0.9 | 89.4 | 16.3 |
在 庫 | 109.6 | 2.0 | 104.7 | 10.8 |
在庫率 | 122.9 | 6.6 | 120.8 | ▲3.0 |
注)▲はマイナスを示す。
1. 4月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
4月の生産は、前月比0.2%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比は13.4%の上昇)となり、指数水準は95.8(季節調整済)となった。生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、化学工業(除.医薬品)、電気機械工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、シャシー・車体部品、駆動伝導・操縦装置部品の順に上昇に寄与している。
- 出荷
4月の出荷は、前月比0.9%の上昇と3か月連続の上昇(前年同月比は16.3%の上昇)となり、指数水準は96.7(季節調整済)となった。出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、金属製品工業、電気機械工業等であった。
- 在庫
4月の在庫は、前月比2.0%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比10.8%の上昇)となり、指数水準は109.6(季節調整済)となった。在庫の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、化学工業(除.医薬品)等であった。
4月の在庫率は、前月比6.6%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比は▲3.0%の低下)となり、指数水準は122.9(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、5月は前月比▲3.2%の低下、6月は同2.4%の上昇を予測している。5月の低下は、輸送機械工業、情報通信機械工業、化学工業等により、6月の上昇は、電子部品・デバイス工業、電気機械工業、化学工業等による。
4月の実現率は▲2.2%、5月の予測修正率は▲1.2%となった。
平成24年4月 | 平成24年5月 | 平成24年6月 | |
---|---|---|---|
平成24年4月調査 | 1.0 | ▲4.1 | |
平成24年5月調査 | ▲3.2 | 2.4 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
4月の生産は、前月比0.2%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると、5月低下の後、6月は上昇を予測している。総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
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(生産・出荷・在庫・在庫率指数、製造工業生産予測指数、稼働率・生産能力指数等)