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- 鉱工業指数 平成24年5月分(速報)
鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)
(平成24年6月29日発表)
鉱工業指数 平成24年5月分(速報)
生産は持ち直しの動きで推移
- 今月は、生産、出荷、在庫、在庫率とも低下であった。
- 製造工業生産予測調査によると、6月、7月とも上昇を予測している。
- 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
項 目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指 数 | 前月比(%) | 指 数 | 前年同月比(%) | |
生 産 | 92.4 | ▲3.1 | 88.8 | 6.2 |
出 荷 | 95.0 | ▲1.5 | 88.8 | 11.6 |
在 庫 | 108.9 | ▲0.6 | 107.8 | 4.8 |
在庫率 | 118.7 | ▲3.7 | 126.4 | ▲2.3 |
注)▲はマイナスを示す。
1. 5月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
5月の生産は、前月比▲3.1%の低下と2か月連続の低下(前年同月比は6.2%の上昇)となり、指数水準は92.4(季節調整済)となった。生産の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、化学工業(除.医薬品)、一般機械工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、普通トラック、小型乗用車の順に低下に寄与している。
- 出荷
5月の出荷は、前月比▲1.5%の低下と4か月ぶりの低下(前年同月比は11.6%の上昇)となり、指数水準は95.0(季節調整済)となった。出荷の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、情報通信機械工業、化学工業(除.医薬品)等であった。
- 在庫
5月の在庫は、前月比▲0.6%の低下と3か月ぶりの低下(前年同月比4.8%の上昇)となり、指数水準は108.9(季節調整済)となった。在庫の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、鉄鋼業、電子部品・デバイス工業等であった。
5月の在庫率は、前月比▲3.7%の低下と3か月ぶりの低下(前年同月比は▲2.3%の低下)となり、指数水準は118.7(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、6月は前月比2.7%の上昇、7月は同2.4%の上昇を予測している。6月の上昇は、電子部品・デバイス工業、一般機械工業、電気機械工業等により、7月の上昇は、電子部品・デバイス工業、情報通信機械工業、化学工業等による。
5月の実現率は▲1.7%、6月の予測修正率は▲1.4%となった。
平成24年5月 | 平成24年6月 | 平成24年7月 | |
---|---|---|---|
平成24年5月調査 | ▲3.2 | 2.4 | |
平成24年6月調査 | 2.7 | 2.4 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
5月の生産は、前月比▲3.1%の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると、6月、7月とも上昇を予測している。総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
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(生産・出荷・在庫・在庫率指数、製造工業生産予測指数、稼働率・生産能力指数等)