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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)
(平成24年7月30日発表)
鉱工業指数 平成24年6月分(速報)
生産は横ばい傾向
- 今月は、生産、出荷、在庫が低下、在庫率は上昇であった。
- 製造工業生産予測調査によると、7月上昇の後、8月は低下を予測している。
- 総じてみれば、生産は横ばい傾向にある。
項 目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指 数 | 前月比(%) | 指 数 | 前年同月比(%) | |
生 産 | 92.1 | ▲0.1 | 95.6 | ▲2.0 |
出 荷 | 93.7 | ▲1.5 | 96.3 | ▲1.6 |
在 庫 | 107.3 | ▲1.4 | 106.8 | 6.1 |
在庫率 | 123.4 | 4.0 | 118.1 | 7.2 |
注)▲はマイナスを示す。
1. 6月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
6月の生産は、前月比▲0.1%の低下と3か月連続の低下(前年同月比は▲2.0%の低下)となり、指数水準は92.1(季節調整済)となった。生産の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、電気機械工業、鉄鋼業等であった。品目別にみると、普通乗用車、半導体製造装置、シャシー・車体部品の順に低下に寄与している。
- 出荷
6月の出荷は、前月比▲1.5%の低下と2か月連続の低下(前年同月比は▲1.6%の低下)となり、指数水準は93.7(季節調整済)となった。出荷の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、一般機械工業、鉄鋼業等であった。
- 在庫
6月の在庫は、前月比▲1.4%の低下と2か月連続の低下(前年同月比6.1%の上昇)となり、指数水準は107.3(季節調整済)となった。在庫の低下に寄与した業種は、情報通信機械工業、輸送機械工業、電気機械工業等であった。
6月の在庫率は、前月比4.0%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は7.2%の上昇)となり、指数水準は123.4(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、7月は前月比4.5%の上昇、8月は同▲0.6%の低下を予測している。7月の上昇は、電子部品・デバイス工業、情報通信機械工業、一般機械工業等により、8月の低下は、電子部品・デバイス工業、その他、非鉄金属工業による。
6月の実現率は▲2.8%、7月の予測修正率は▲0.8%となった。
平成24年6月 | 平成24年7月 | 平成24年8月 | |
---|---|---|---|
平成24年6月調査 | 2.7 | 2.4 | |
平成24年7月調査 | 4.5 | ▲0.6 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
6月の生産は、前月比▲0.1%の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると、7月上昇の後、8月は低下を予測している。総じてみれば、生産は横ばい傾向にある。
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