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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)

(平成24年8月31日発表)

鉱工業指数 平成24年7月分(速報)

生産は横ばい傾向

  • 今月は、生産、出荷が低下、在庫、在庫率は上昇であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、8月上昇の後、9月は低下を予測している。
  • 総じてみれば、生産は横ばい傾向にある。
平成17年=100
項 目 季節調整済指数 原指数
指 数 前月比(%) 指 数 前年同月比(%)
生 産 91.5 ▲1.2 95.7 ▲1.0
出 荷 90.8 ▲3.6 94.4 ▲2.3
在 庫 110.5 2.8 110.6 9.3
在庫率 128.3 3.8 124.1 10.0

   注)▲はマイナスを示す。

1. 7月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     7月の生産は、前月比▲1.2%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は▲1.0%の低下)となり、指数水準は91.5(季節調整済)となった。生産の低下に寄与した業種は、電子部品・デバイス工業、一般機械工業、精密機械工業等であった。品目別にみると、モス型半導体集積回路(メモリ)、蒸気タービン部品、アクティブ型液晶素子(大型)の順に低下に寄与している。

  2. 出荷

     7月の出荷は、前月比▲3.6%の低下と3か月連続の低下(前年同月比は▲2.3%の低下)となり、指数水準は90.8(季節調整済)となった。出荷の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、一般機械工業等であった。

  3. 在庫

     7月の在庫は、前月比2.8%の上昇と3か月ぶりの上昇(前年同月比9.3%の上昇)となり、指数水準は110.5(季節調整済)となった。在庫の上昇に寄与した業種は、電子部品・デバイス工業、情報通信機械工業、電気機械工業等であった。

     7月の在庫率は、前月比3.8%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比は10.0%の上昇)となり、指数水準は128.3(季節調整済)となった。 

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、8月は前月比0.1%の上昇、9月は同▲3.3%の低下を予測している。8月の上昇は、電子部品・デバイス工業、一般機械工業、紙・パルプ工業等により、9月の低下は、輸送機械工業、情報通信機械工業、一般機械工業等による。

 7月の実現率は▲3.5%、8月の予測修正率は▲2.9%となった。

製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%))        平成17年=100
平成24年7月 平成24年8月 平成24年9月
平成24年7月調査 4.5 ▲0.6
平成24年8月調査 0.1 ▲3.3

      注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 7月の生産は、前月比▲1.2%の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると、8月上昇の後、9月は低下を予測している。総じてみれば、生産は横ばい傾向にある。

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最終更新日:2012.8.31
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