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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)
(平成24年10月30日発表)
鉱工業指数 平成24年9月分(速報)
生産は低下傾向
- 今月は、生産、出荷、在庫が低下、在庫率は上昇であった。
- 製造工業生産予測調査によると、10月低下の後、11月は上昇を予測している。
- 総じてみれば、生産は低下傾向にある。
項 目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指 数 | 前月比(%) | 指 数 | 前年同月比(%) | |
生 産 | 86.5 | ▲4.1 | 91.3 | ▲8.1 |
出 荷 | 87.5 | ▲4.4 | 93.9 | ▲8.5 |
在 庫 | 107.8 | ▲0.9 | 105.8 | 4.8 |
在庫率 | 130.5 | 4.2 | 119.4 | 11.0 |
注)▲はマイナスを示す。
1. 9月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
9月の生産は、前月比▲4.1%の低下と3か月連続の低下(前年同月比は▲8.1%の低下)となり、指数水準は86.5(季節調整済)となった。生産の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、一般機械工業、鉄鋼業等であった。品目別にみると、普通乗用車、小型乗用車、駆動伝導・操縦装置部品の順に低下に寄与している。
- 出荷
9月の出荷は、前月比▲4.4%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は▲8.5%の低下)となり、指数水準は87.5(季節調整済)となった。出荷の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、一般機械工業、電気機械工業等であった。
- 在庫
9月の在庫は、前月比▲0.9%の低下と2か月連続の低下(前年同月比4.8%の上昇)となり、指数水準は107.8(季節調整済)となった。在庫の低下に寄与した業種は、情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業、精密機械工業等であった。
9月の在庫率は、前月比4.2%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は11.0%の上昇)となり、指数水準は130.5(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、10月は前月比▲1.5%の低下、11月は同1.6%の上昇を予測している。10月の低下は、情報通信機械工業、鉄鋼業、その他等による。11月の上昇は、電子部品・デバイス工業、電気機械工業、化学工業等による。
9月の実現率は▲1.5%、10月の予測修正率は▲2.9%となった。
平成24年9月 | 平成24年10月 | 平成24年11月 | |
---|---|---|---|
平成24年9月調査 | ▲2.9 | 0.0 | |
平成24年10月調査 | ▲1.5 | 1.6 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
9月の生産は、前月比▲4.1%の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると、10月低下の後、11月は上昇を予測している。総じてみれば、生産は低下傾向にある。
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