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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)

(平成24年12月28日発表)

鉱工業指数 平成24年11月分(速報)

- 生産は低下傾向 -

  • 今月は、生産、出荷、在庫、在庫率とも低下であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、12月、1月とも上昇を予測している。
  • 総じてみれば、生産は低下傾向にある。
平成17年=100
項 目 季節調整済指数 原指数
指 数 前月比(%) 指 数 前年同月比(%)
生 産 86.4 ▲1.7 89.8 ▲5.8
出 荷 86.5 ▲1.1 89.5 ▲5.9
在 庫 106.4 ▲1.2 110.7 3.1
在庫率 127.2 ▲0.3 128.4 10.0

   注)▲はマイナスを示す。

1. 11月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     11月の生産は、前月比▲1.7%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は▲5.8%の低下)となり、指数水準は86.4(季節調整済)となった。生産の低下に寄与した業種は、一般機械工業、金属製品工業、情報通信機械工業等であった。品目別にみると、携帯電話、駆動伝導・操縦装置部品、橋りょうの順に低下に寄与している。

  2. 出荷

     11月の出荷は、前月比▲1.1%の低下と3か月連続の低下(前年同月比は▲5.9%の低下)となり、指数水準は86.5(季節調整済)となった。出荷の低下に寄与した業種は、一般機械工業、情報通信機械工業、金属製品工業等であった。

  3. 在庫

     11月の在庫は、前月比▲1.2%の低下と4か月連続の低下(前年同月比3.1%の上昇)となり、指数水準は106.4(季節調整済)となった。在庫の低下に寄与した業種は、石油・石炭製品工業、情報通信機械工業、鉄鋼業等であった。

     11月の在庫率は、前月比▲0.3%の低下と2か月連続の低下(前年同月比は10.0%の上昇)となり、指数水準は127.2(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、12月は前月比6.7%の上昇、1月は同2.4%の上昇を予測している。12月の上昇は、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、一般機械工業等による。1月の上昇は、輸送機械工業、情報通信機械工業、その他等による。

 11月の実現率は▲1.2%、12月の予測修正率は▲2.0%となった。

製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%))        平成17年=100
平成24年11月 平成24年12月 平成25年1月
平成24年11月調査 ▲0.1  7.5
平成24年12月調査  6.7  2.4

      注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 11月の生産は、前月比▲1.7%の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると、12月、1月とも上昇を予測している。総じてみれば、生産は低下傾向にある。

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最終更新日:2012.12.28
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