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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)

(平成25年1月31日発表)

鉱工業指数 平成24年12月分(速報)

- 下げ止まりの兆しがみられる鉱工業生産 -

  • 今月は、生産、出荷が上昇、在庫、在庫率は低下であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、1月、2月とも上昇を予測している。
  • 総じてみれば、生産には下げ止まりの兆しがみられる。
平成17年=100
項 目 季節調整済指数 原指数
指 数 前月比(%) 指 数 前年同月比(%)
生 産 88.9 2.5 87.8 ▲7.8
出 荷 90.6 4.4 91.3 ▲7.2
在 庫 105.2 ▲1.1 103.9 3.6
在庫率 126.4 ▲0.6 123.3 12.2

   注)▲はマイナスを示す。

1. 12月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     12月の生産は、前月比2.5%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は▲7.8%の低下)となり、指数水準は88.9(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、一般機械工業、電気機械工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、半導体製造装置、駆動伝導・操縦装置部品の順に上昇に寄与している。

  2. 出荷

     12月の出荷は、前月比4.4%の上昇と4か月ぶりの上昇(前年同月比は▲7.2%の低下)となり、指数水準は90.6(季節調整済)となった。 出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、一般機械工業、電気機械工業等であった。

  3. 在庫

     12月の在庫は、前月比▲1.1%の低下と5か月連続の低下(前年同月比3.6%の上昇)となり、指数水準は105.2(季節調整済)となった。 在庫の低下に寄与した業種は、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、電気機械工業等であった。

     12月の在庫率は、前月比▲0.6%の低下と3か月連続の低下(前年同月比は12.2%の上昇)となり、指数水準は126.4(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、1月は前月比2.6%の上昇、2月は同2.3%の上昇を予測している。 1月の上昇は、輸送機械工業、鉄鋼業、電子部品・デバイス工業等による。2月の上昇は、輸送機械工業、一般機械工業、その他等による。

 12月の実現率は▲3.3%、1月の予測修正率は▲3.1%となった。

製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%))        平成17年=100
平成24年12月 平成25年1月 平成25年2月
平成24年12月調査  6.7  2.4
平成25年 1月調査  2.6  2.3

      注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 12月の生産は、前月比2.5%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると、1月、2月とも上昇を予測している。 総じてみれば、生産には下げ止まりの兆しがみられる。

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最終更新日:2013.1.31
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