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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)
(平成25年2月28日発表)
鉱工業指数 平成25年1月分(速報)
- 生産は下げ止まり、一部に持ち直しの動き -
- 今月は、生産、出荷が上昇、在庫、在庫率は低下であった。
- 製造工業生産予測調査によると、2月、3月とも上昇を予測している。
- 総じてみれば、生産は下げ止まり、一部に持ち直しの動きがみられる。
項 目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指 数 | 前月比(%) | 指 数 | 前年同月比(%) | |
生 産 | 89.7 | 1.0 | 82.3 | ▲5.1 |
出 荷 | 90.4 | 0.1 | 82.6 | ▲3.4 |
在 庫 | 104.6 | ▲0.5 | 107.9 | 0.9 |
在庫率 | 121.8 | ▲3.7 | 139.2 | 7.3 |
注)▲はマイナスを示す。
1. 1月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
1月の生産は、前月比1.0%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比は▲5.1%の低下)となり、指数水準は89.7(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、鉄鋼業、情報通信機械工業等であった。品目別にみると、モス型半導体集積回路(メモリ)、普通乗用車、駆動伝導・操縦装置部品 の順に上昇に寄与している。
- 出荷
1月の出荷は、前月比0.1%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比は▲3.4%の低下)となり、指数水準は90.4(季節調整済)となった。 出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、化学工業(除.医薬品)、鉄鋼業等であった。
- 在庫
1月の在庫は、前月比▲0.5%の低下と6か月連続の低下(前年同月比0.9%の上昇)となり、指数水準は104.6(季節調整済)となった。 在庫の低下に寄与した業種は、電気機械工業、情報通信機械工業、化学工業(除.医薬品)等であった。
1月の在庫率は、前月比▲3.7%の低下と4か月連続の低下(前年同月比は7.3%の上昇)となり、指数水準は121.8(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、2月は前月比5.3%の上昇、3月は0.3%の上昇を予測している。 2月の上昇は、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、情報通信機械工業等による。3月の上昇は、一般機械工業、化学工業、鉄鋼業等による。
1月の実現率は▲1.3%、2月の予測修正率は1.6%となった。
平成25年1月 | 平成25年2月 | 平成25年3月 | |
---|---|---|---|
平成25年1月調査 | 2.6 | 2.3 | |
平成25年2月調査 | 5.3 | 0.3 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
1月の生産は、前月比1.0%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると、2月、3月とも上昇を予測している。 総じてみれば、生産は下げ止まり、一部に持ち直しの動きがみられる。
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