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- 鉱工業指数 平成25年3月分(速報)
鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)
(平成25年4月30日発表)
鉱工業指数 平成25年3月分(速報)
- 生産は緩やかな持ち直しの動き -
- 今月は、生産、出荷が上昇、在庫、在庫率は低下であった。
- 製造工業生産予測調査によると、4月上昇の後、5月は低下を予測している。
- 総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。
項 目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指 数 | 前月比(%) | 指 数 | 前年同月比(%) | |
生 産 | 89.8 | 0.2 | 94.6 | ▲7.3 |
出 荷 | 91.6 | 0.3 | 100.3 | ▲5.8 |
在 庫 | 102.4 | ▲0.2 | 97.1 | ▲4.7 |
在庫率 | 119.7 | ▲1.2 | 105.7 | 3.8 |
注)▲はマイナスを示す。
1. 3月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
3月の生産は、前月比0.2%の上昇と4か月連続の上昇(前年同月比は▲7.3%の低下)となり、指数水準は89.8(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、化学工業(除.医薬品)、電子部品・デバイス工業、情報通信機械工業等であった。品目別にみると、アクティブ型液晶素子(中・小型)、蒸気タービン部品、橋りょうの順に上昇に寄与している。
- 出荷
3月の出荷は、前月比0.3%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比は▲5.8%の低下)となり、指数水準は91.6(季節調整済)となった。 出荷の上昇に寄与した業種は、電子部品・デバイス工業、一般機械工業、情報通信機械工業等であった。
- 在庫
3月の在庫は、前月比▲0.2%の低下と8か月連続の低下(前年同月比▲4.7%の低下)となり、指数水準は102.4(季節調整済)となった。 在庫の低下に寄与した業種は、電子部品・デバイス工業、一般機械工業、電気機械工業等であった。
3月の在庫率は、前月比▲1.2%の低下と6か月連続の低下(前年同月比は3.8%の上昇)となり、指数水準は119.7(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、4月は前月比0.8%の上昇、5月は同▲0.3%の低下を予測している。 4月の上昇は、輸送機械工業、一般機械工業、紙・パルプ工業等による。5月の低下は、輸送機械工業、金属製品工業、化学工業等による。
3月の実現率は0.8%、4月の予測修正率は1.1%となった。
平成25年3月 | 平成25年4月 | 平成25年5月 | |
---|---|---|---|
平成25年3月調査 | 1.0 | 0.6 | |
平成25年4月調査 | 0.8 | ▲0.3 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
3月の生産は、前月比0.2%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると4月上昇の後、5月は低下を予測している。 総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。
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(生産・出荷・在庫・在庫率指数、製造工業生産予測指数、稼働率・生産能力指数等)