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- 第26回海外事業活動基本調査結果概要-平成7(1995)年度実績-
- 1.我が国企業の海外進出の状況
1.我が国企業の海外進出の状況
海外事業活動基本調査
我が国企業の海外進出の状況
- 93年初の円高を契機に始まった製造業の海外進出は、95年度においても高い水準を維持。製造業の進出は443件と前年度に続き過去最高を更新。(第1-1図)
- このうち、約8割(346社)がアジアへの進出。その過半数(184社)が中国への進出で、これに次ぐのは、ASEAN4の107社。(第1-2表)
(1) 95年度における新規進出状況
- 製造業業種別には、電気機械の125社、輸送機械の78社が多い。輸送機械の進出数は、93年度の進出数と比べると2.4倍の急増。(第1-3図)
- 他方、非製造業の進出については90年度をピークに漸減傾向(95年度は90年度の6割弱の水準)。地域別には、北米・ヨーロッパへの進出が大幅に減少し、アジアへの進出が増加(過半数を占める)。アジアでは、製造業と対照的に、NIEs4が最大の進出先。
(2) 95年度末における現地法人分布の状況
- 95年度末の現地法人数は10,416社。うち製造業が5,243社(シェア50.3%)、非製造業が5,173社(同49.7%)とシェアを分け合っている。
- 地域別に見ると、製造業では、アジアが過半数を占め、非製造業では、アジア、北米、ヨーロッパでほぼシェアを等分している。(第1-4表)
- 電気機械、輸送機械、一般機械、精密機械の機械四業種で、製造業全体の51.3%と過半数を占める。(第1-5図)
最終更新日:2007.10.1