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工業統計調査
製造業のリース契約額の産業別構造(従業者30人以上の事業所)
平成11年調査から工業統計調査の従業者30人以上の事業所の調査(甲調査票)に新規項目として加えた「リース契約による契約額及び支払額」のうち、リース契約額についてみてみる。 リース契約額は、従来から「特定サービス産業実態調査」で全産業ベースの契約高を調査している。そこで、まず、リース契約高の推移を同調査でみることとする。
1.リース契約高の推移(特定サービス産業実態調査)
平成11年のリース契約高(全産業)を特定サービス産業実態調査でみると、7兆78億円で、前年比▲10.5%の減少となっている。リース契約高を相手先産業別にみると、製造業は同▲11.9%、非製造業は同▲10.0%とそれぞれ大きな減少となっている。
リース契約高の推移
資料:「特定サービス産業実態調査」(経済産業省)
リース契約高の製造業・非製造業別前年比の推移
資料:「特定サービス産業実態調査」(経済産業省)
なお、リース契約高に占める製造業の比率をみると、長期低落傾向にあり、平成11年は26.1%となっている。
平成11年におけるリース契約高の産業別の割合をみると、シェアは縮小してきているものの、製造業が26.1%、サービス業が21.6%、卸売・小売業,飲食店が20.8%となっている。このほか、金融・保険業が8.6%、建設・不動産業が5.9%、運輸・通信業が4.6%となっている。
リース契約高に占める製造業比率の推移
資料:「特定サービス産業実態調査」(経済産業省)
リース契約高の産業別構成比(全産業)
資料:「特定サービス産業実態調査」(経済産業省)
2.製造業のリース契約額(工業統計調査)
工業統計調査(従業者30人以上の事業所)による平成11年の製造業のリース契約額は、1兆5358億円であった。
これを産業別にみると、電気機械器具製造業が4791億円(構成比31.2%)、輸送用機械器具製造業が2225億円(同14.6%)、一般機械器具製造業が1633億円(同10.6%)、食料品製造業が1207億円(同7.9%)、出版・印刷・同関連産業が1020億円(同6.6%)であった。
製造業のリース契約額の産業別構成比
(従業者30人以上の事業所)