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商業統計

2005 我が国の商業

新たな発展をめざし、変わりゆく商業 平成17年3月31日 午後1:30公表

利用上の注意、概要、本文等


2005 我が国の商業

平成17年3月31日
経済産業省経済産業政策局
調査統計部

- 新たな発展をめざし、変わりゆく商業 -

<ポイント>

1.ダイナミックに変化する小売業の構造

  • 従業者規模2人以下の事業所割合は、5割を下回る(昭和37年(40年前)では7割)
    個人事業所の割合は、昭和37年の9割から5割強へ縮小
  • コンビニ、専門スーパーは、事業所数、販売額ともに増加傾向。著しく増加しているのは、ホームセンターなどが含まれる住関連スーパー、衣料品スーパー、ドラッグストア
  • 対面販売を主とする専門店・中心店、百貨店は、事業所数、販売額ともに減少傾向

2.大型化が進む小売店舗

  • 売場面積1000平方メートル以上の小売事業所は、一貫して増加

3.郊外へ拡がる小売店舗

  • 工業地区の販売額は、増加傾向で推移
  • ロードサイド型は、平成7年以降の開設が4割を占める

4.引き続き増加する大規模小売店舗

  • 大店数は、一貫して増加。急増しているのは、2万平方メートル以上の大店
  • 大店内に立地する小売業の割合は、事業所数、販売額とも拡大傾向

5.減少続く事業所数、年間商品販売額

  • 小売業の販売額は、平成9年をピークに減少に転じる
  • 卸売業は、いずれも20年前(昭和57年)を下回る水準

 「我が国の商業」は、平成14年商業統計を中心に各種の統計・資料を用い、我が国の商業の全体像とともに、多様化する消費スタイルに対応し変わりゆく商業の実態を、豊富なグラフや表を用いて分析しコンパクトにとりまとめたものです。

第1部「我が国の商業の全体像」では、

(1)各種統計を用いた産業間比較、国際比較、企業活動などからみた商業の位置づけ

(2)商業統計表による卸売・小売業の現状とその構造

について解説しています。

第2部「いろいろな角度からみた商業」では、商業統計表の二次加工編を用い、

(1)卸売業の仕入先、販売先の変化などの流通経路別にみた卸売業

(2)郊外への立地が拡がる小売業や商店街の状況など立地環境特性別にみた小売業

(3)消費スタイルの変化に対応するスーパー、コンビニなどの業態別にみた小売業

(4)ドラッグストアやホームセンターをはじめとした主な業態の特徴

(5)大規模小売店舗とその内外事業所別にみた小売業の動向

(6)開廃が激しい小売業の就業者規模別、業種別、業態別からみた開廃、継続別の状況

について解説しています。

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最終更新日:2015.6.24
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