リンク係数と使い方の説明



2024年リンク係数(Excel/584KB)(2025.3.19更新・掲載)

■2024年1月分より、一部企業の報告数値に変更等がありました。2023年12月以前のデータの伸び率計算に使用する「リンク係数」が発生しています。

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■2024年4月分より、一部企業の報告数値に変更等がありました。2024年3月以前のデータの伸び率計算に使用する「リンク係数」が発生しています。

対事業所サービス業
  • 情報サービス業
  • 広告業
対個人サービス業
  • ゴルフ場

■2024年5月分より、一部企業の報告数値に変更等がありました。2024年4月以前のデータの伸び率計算に使用する「リンク係数」が発生しています。

対個人サービス業
  • 学習塾

■2024年6月分より、一部企業の報告数値に変更等がありました。2024年5月以前のデータの伸び率計算に使用する「リンク係数」が発生しています。

対個人サービス業
  • 遊園地・テーマパーク
  • フィットネスクラブ



2023年以前のリンク係数はこちら (Excel/584KB)




 統計調査などにおいて、調査母集団の「数の増減」や「規模の変更」、調査事項の「定義や範囲の変更」、またはそれ以外の「特別な事情による変更」などの変化要因により、過去に公表したデータと現在のデータの連続性が保たれなくなった場合に、データの比較を便宜的に行う目的で、前後のデータの水準の変化状況から算出した係数のことをいいます。
 他の統計では、接続係数、調整係数などと呼称される場合もあります。

 本調査では、毎月の調査結果を【実数データ】および【伸び率データ】の2種類で公表しています。
 リンク係数の公表により、リンク係数を使用した伸び率計算が必要となった期間のデータの扱いは、以下のとおりです。

 ※【実数データ】については、リンク係数を使用せず、調査結果をそのまま掲載しています。
 ※【伸び率データ】については、リンク係数を使用し、調整後の伸び率としています。

 なお、本調査では、リンク係数が発生した場合は、その値を公表しています。
 




 過去のデータと現在のデータの連続性が、変化要因のために保たれなくなった場合、そのまま比較を行って計算した伸び率は、現在のデータの調査環境(調査母集団や調査事項の定義など)による調査母集団の実勢や動向を正しく反映したものとはなりません。

(調査環境の変化を反映していない比較の例)
2002年1月分から、調査対象企業を100社から120社に増やしました。
前年1月の売上高は150億円で、今年1月の売上高は200億円でした。
前年同月比は、(200/150=1.333…) 33.3%の増加でした。
この計算結果は、調査対象企業の増加を考慮していません。

 このため、伸び率に現在の実勢を反映させるには、過去のデータを現在の調査環境における水準に調整する措置が必要となります。

 得られる結果はあくまで便宜的なものですが、この措置により、調整後の過去のデータと現在のデータを比較し伸び率を求めることが可能になります。


(調査環境の変化をリンク係数で調整し比較した例)
2002年1月分から、調査対象企業を100社から120社に増やしました。
前年1月の売上高は150億円で、今年1月の売上高は200億円でした。
なお、調査対象企業の増加によるリンク係数は「0.87」でした。
前年同月比は、(200/(150/0.87)=1.16…) 16.0%の増加。
この計算結果は、調査対象企業の増加を反映しています。



 リンク係数が発生した場合は、当サイトで発表します。
 以下の手順で、計算を行って下さい。

  1. リンク係数を入手する。リンク係数と使い方の説明を御覧ください。
  2. 比較先の過去のデータを、その項目のリンク係数で除す(÷)。
  3. 除した値を、「調整後の過去のデータ」とする。
  4. 現在のデータを「調整後の過去のデータ」で除す(÷)。
  5. 得られた結果が、「リンク係数使用後の伸び率」となります。

 上記の方法で、年、四半期、月 について同様に結果を得られます。
 ただし、年度については、1~3月の期間の扱いに御注意ください。

 また、リンク係数により、長期に渡って接続する実額・実数系列を得る場合、上記の方法で計算し、複数年越しの比較や推移をみることが可能です。
 その際、複数のリンク係数を過去系列(または未来系列)に2段階、3段階と除す(÷)(ないしは乗す(×)ことが必要になります。
 ただし、これで得られた実額・実数系列は、長期データとは異なりますので御注意ください。

 計算の具体例は、リンク係数を使用する理由を御覧ください。

 なお、当サイトで公表している【伸び率データ】は、リンク係数の使用による調整措置が必要な期間は、すべて「リンク係数使用後の伸び率」で公表しています。

最終更新日:2025.3.19