優れた技術や製品・サービスが広く利用され、社会課題の解決や企業の収益につなげるためには、
適切なルールの整備、そのための標準化活動が重要です。
企業や業界団体、アカデミア、消費者・消費者団体などの
多様な主体による様々な標準化活動への理解・認識の向上、
規格開発・交渉の専門家等に加え、標準化を企業戦略に生かせる人材の育成を目指し、
標準化活動に優れた功績を有する個人や組織を表彰する「産業標準化事業表彰」の募集を開始します。
適切なルールの整備、そのための標準化活動が重要です。
企業や業界団体、アカデミア、消費者・消費者団体などの
多様な主体による様々な標準化活動への理解・認識の向上、
規格開発・交渉の専門家等に加え、標準化を企業戦略に生かせる人材の育成を目指し、
標準化活動に優れた功績を有する個人や組織を表彰する「産業標準化事業表彰」の募集を開始します。
1.産業標準化事業表彰の目的
産業標準化事業表彰(内閣総理大臣表彰、経済産業大臣表彰及びイノベーション・環境局長表彰)は、国際規格や日本産業規格(JIS)等の作成、普及・促進、標準化を活用した市場創出や社会課題の解決等に功績のあった個人及び組織、並びにこれらの活動において今後の更なる活躍が期待される個人を表彰する制度です。表彰を通じて標準化に関する優れた取組や顕著な貢献等に光を当てることによって、標準化の有用性や重要性についての関係者の理解促進、当事者のモチベーションアップ等を図り、我が国の標準化人材の確保と体制強化に寄与することを目指しています。
今年度の産業標準化事業表彰には、重要な変更点が2つあります。
1点目は、標準化活動に従事している若手の方々や標準化活動の経験がまだ浅い方々に対する表彰の拡充です。イノベーション・環境局長表彰の個人表彰を、そのような方々を対象とし将来の更なる活躍を期待して表彰する「奨励者表彰」に特化します。これにより、受賞者が標準化活動を継続・強化していくことや、新たな人材が標準化活動に参加することを後押しします。
2点目は、経済産業大臣表彰及びイノベーション・環境局長表彰の個人表彰における「表彰部門」の新規設定です。これにより、受賞者がどのような取組で表彰されたのかが分かりやすく示され、関係者からも一層適切に評価されることが期待されます。
受賞者には、我が国が「ルールは自分から積極的に作るもの」という意識を高め、「ルールテイカー」から「ルールメイカー」となっていくための先導者として、自身の貴重な知識・経験を積極的に発信いただくとともに、経済産業省の標準化関連施策への御協力を期待しています。
なお、経済産業省は、10月14日の「世界標準の日」を含む10月を「産業標準化推進月間」とし、標準化に関する理解促進を図るための広報活動を毎年行っています。産業標準化事業表彰もこの月間に合わせて行う予定です。
是非、御応募ください!
2.表彰の種類とその概要(下線部を引いている箇所が、今年度から追加した対象)
(1)内閣総理大臣表彰国際標準機関の要職での活動や日本発の国際標準化の実現、標準化を活用した産業横断的又は特定産業の市場創出や社会課題の解決等において、他の模範となるような極めて顕著な功績があった個人に対する表彰
※受賞者は、1名以内。

昨年度の内閣総理大臣表彰の授与の様子
受賞者 堤 和彦氏(三菱電機株式会社)
(2)経済産業大臣表彰
JIS・国際規格の策定やこれらに係る適合性評価活動(関連する人材育成、教育、研究、広報、普及・啓発、国際協力などの活動も含む。以下同じ。)、標準化を活用した産業横断的、特定産業又は企業の市場創出や社会課題の解決等において、他の模範となるような顕著な功績があった個人又は組織に対する表彰。
なお、個人表彰に以下の部門を設定。
規格開発・認定・認証部門
標準化人材育成・支援部門
標準化・ルール形成戦略部門
※受賞者は、25以内(うち、組織は1以内)。
(3)イノベーション・環境局長表彰
①産業標準化奨励者表彰
JIS・国際規格の策定やこれらに係る適合性評価活動、標準化を活用した産業横断的、特定産業又は企業の市場創出や社会課題の解決等に関与し、今後の貢献が期待される原則40代以下又は活動年数が10年以下の個人に対する表彰。経済産業大臣表彰同様、以下の部門を設定。
規格開発・認定・認証部門
標準化人材育成・支援部門
標準化・ルール形成戦略部門
②産業標準化貢献組織表彰
JIS・国際規格の策定やこれらに係る適合性評価活動、標準化を活用した産業横断的、特定産業又は企業の市場創出や社会課題の解決等において、他の模範となるような貢献があった個人又は組織に対する表彰。
※受賞者は、イノベーション・環境局長表彰全体で、原則30以内(うち、組織は4以内)。
3.募集期間と今後のスケジュール
令和7年 5月16日(金曜日)10時~ 募集開始令和7年 6月13日(金曜日)12時まで(期限厳守) 募集締切
令和7年10月 受賞者発表・表彰式(予定)
4.応募方法、説明会
募集内容、応募方法等の詳細は、5.に掲載する「応募要領」やFAQをご確認ください。(1)応募(推薦)方法
5.に掲載する応募書類(推薦調書)の様式は、個人推薦用と組織推薦用の2種類があります。また、それぞれの応募書類様式(Excelファイル)には、「【様式】推薦調書1~3」、「記載例」、「提出前チェックシート」というシートが含まれています。
推薦対象・功績内容に応じて応募書類の様式を選び、その応募書類様式に含まれている「【様式】推薦調書1~3」に、「記載例」もご参考いただき、必要事項を記入し、応募書類を作成してください。
なお、本年4月1日現在の情報で記入してください。
(2)書類提出・問合せ先
提出前に、応募書類様式(Excelファイル)に含まれている「提出前チェックシート」を必ずチェックした上で、本表彰事業の委託先である一般財団法人日本規格協会(JSA)の次のメールアドレスあてに応募書類を御提出ください。なお、推薦書類の記載方法についてのお問い合わせも本メールアドレスで受け付けています。
ご不明な点がありましたら、お問い合わせください。
提出・問合せ先メールアドレス:shh2025@jsa.or.jp

(3)WEB説明会
推薦書類の書き方や注意事項について、WEB説明会を開催します。参加希望の方は次のウェブサイトからお申込みください。
一般財団法人日本規格協会ウェブサイトへ

日程①5月22日(木)14時00分~15時00分(Webex)
日程②5月27日(火)14時00分~15時00分(GoogleMeet)
5.応募要領、FAQ、応募(推薦)書類様式
(応募書類様式)
【組織推薦用】応募書類様式
お問合せ先
- 産業標準化事業表彰制度について
-
イノベーション・環境局 基準認証政策課 基準認証調査広報室
担当:小島、中條
電話:03-3501-1511(内線 3421~3422)
E-MAIL:bzl-kijun-Koho@meti.go.jp
最終更新日:2025年5月16日