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OPEN CARE CHALLENGE 2025 採択先を決定しました!
経済産業省は、令和7年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(地域におけるヘルスケア産業推進事業)の一環で、介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へと転換する新たな取組の推進に共鳴する個人・団体・企業に向けた伴走支援を行う「OPEN CARE CHALLENGE 2025」の公募を行いました。
2025年7月31日をもって公募を締め切り、厳正な審査の結果、下記の企業・団体による事業を採択事業として選定しました。
2025年7月31日をもって公募を締め切り、厳正な審査の結果、下記の企業・団体による事業を採択事業として選定しました。
1.採択概要
- 採択件数:3件(若干数)
- 採択企業・団体 ※五十音順
- 公益財団法人INCLUSIONJAPAN
- 企画名:
「福祉留学2.0」― 留学×共創コミュニティで広がる“みんなの福祉” - 概 要:
「福祉留学」は、若者や企業が福祉現場を体験し、学びを得られるプログラムです。体験者や卒業生がつながるオンラインコミュニティを構築するとともに、企業向け研修制度を新設することで、福祉との多層的な関わりを社会に広げます。 - 意気込みメッセージ:
このたびは「OPEN CARE CHALLENGE 2025」に採択いただき、誠に光栄に存じます。
私たちが取り組む「福祉留学」は、学生や社会人をはじめ多様な人々が福祉の現場に触れることで、介護やケアを“自分ごと”として考えるきっかけを創出する事業です。今回のチャレンジを通じて、参加前後をつなぐコミュニティづくりや、企業向けの福祉留学制度を試行し、福祉をより身近で多様な人々に開かれたものへと発展させてまいります。
「個人の課題」を「みんなの話題」へと広げることで、日本社会全体が福祉を共有し支え合える未来に貢献できるよう尽力してまいります。
- 企画名:
- 大塚製薬株式会社
- 企画名:
FACEDUO認知症ケア支援VRを活用した共生社会の実現 - 概 要:
「FACEDUO」は、認知症の方の気持ちや行動の背景をVR(バーチャルリアリティ)で体験するプログラムで、介護に関する理解と共感を促進します。この体験を通じて参加者は、「どう接すればその人らしさを尊重できるか」を学ぶと同時に、認知症への理解がより社会に広がるきっかけを創出します。 - 意気込みメッセージ:
大塚製薬株式会社は、一人ひとりの可能性に向き合うトータルヘルスケアカンパニーとして、認知症に向き合う人々が身体的・精神的、そして社会的にも健康であるWell-beingの実現に向けて、様々な取り組みを開始しています。本プロジェクトを通して、より多くの方々の新しい認知症観への理解に繋がるよう、FACEDUOをご体験いただき、取り組んでまいります。
- 企画名:
- 株式会社想ひ人
- 企画名:
介護への備えを促進する『もしミュレーション』プロジェクト - 概 要:
「もしミレーション」は、お葬式や介護をテーマにしたカードゲームで、家族が自然に人生の備えについて話し合うきっかけを提供します。葬儀編のブラッシュアップと介護編の開発を通じて、介護や終活を自分事として考える機会を生み出します。 - 意気込みメッセージ:
『「もっと家族と話しておけばよかった」そんな後悔を0にしたい』
もしミレーションは、終活や介護という重いテーマを、個人的な価値観から自然に語り始められるカードゲームです。いきなり“そなえ”を迫るのではなく、好きだったものや思い出、影響を受けた人を語り合う——その積み重ねが、もしもの際にどうしたい/どうしてほしい/お金はどうするという具体的な合意へつながります。Open Care Challenge 2025 採択を弾みに、葬儀編のブラッシュアップと介護編の開発を一気に加速させます。家庭・職場・地域で使える「楽しいそなえ」の体験価値を磨き、誰もが取り組みやすい形で社会に広げていきます。
目標は、そなえ不足から生まれる“老後の三大悲劇”——介護離職/介護費用の立替え/相続争い—を、未然に減らすこと。
「縁起が悪いから話さない」から「話す方が縁起が良くなる」へ。
私たちは、もしミュレーションを通じて、後悔のない家族の未来づくりを加速します。
- 企画名:
- 公益財団法人INCLUSIONJAPAN
2.支援内容
採択者には、事務局が複数回にわたり以下の観点から伴走支援を実施します。
- クリエイティブ視点・企画力強化
- ビジネス/市場性のブラッシュアップ
- 介護現場・行政視点からの助言
さらに、2025年度内に企画のトライアルを実施し、社会実装を目指してまいります。
※詳細はこちら:OPEN CARE CHALLENGE 2025
3.背景と目的
OPEN CARE PROJECTは、介護というテーマをよりオープンに、誰もが介護について話しやすくする社会の実現を目指す取組です。
高齢化の進行に伴い、介護の当事者意識を高めていくとともに、従来は個人的に閉じられていた課題を社会全体で捉える機運を醸成する必要があります。
OPEN CARE CHALLENGE 2025 では、介護が身近でない人にも「共感」「気づき」「行動」を促すような企画や事業を広く募集し、共創の場を提供していきます。
※詳細はこちら:OPEN CARE PROJECT
お問合せ先
電話:03-3501-1511(内線4041)
メール:bzl-kaigo.community★meti.go.jp
※ [★]を[@]に置き換えてください。
メール:bzl-kaigo.community★meti.go.jp
※ [★]を[@]に置き換えてください。
最終更新日:2025年9月30日