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素形材産業ビジョン策定委員会(第5回)
開催日
議事要旨
主な議論については以下の通り。
- これからの素形材産業は、技術の組み合わせと異業種連携によって、宇宙産業等で新たな価値を生み出すとともに、アーキテクチャ設計に係る人材育成や協業が重要。
- 日本には信頼できる素材や設備、センサーなど、ものづくり基盤が一通り揃っているのが強みであり、ものづくり産業全体でのシナジー効果を出していくことが重要。
- GXに向けた設備更新の必要性の観点と、中小企業における投資余力を考慮した場合に、例えば工業炉においては熱源のみの転換など既存設備の有効活用の観点も必要。
- 資源循環においてはアップリサイクルが重要。その開発の推進や、廃棄方法に係る一定のルール化の議論が必要。
- 企業買収等を通じた日本の技術流出が課題であり、自ら自社の技術を守るという観点が必要。
- グローバルサウスの台頭は驚異でもあり、新しい市場でもある。ハードが強い日本からすると、素形材産業は、グローバルサウス市場開拓の武器になるのではないか。
- 顧客の創造には、イノベーションのみならず、国内外で素形材に対するニーズを深掘りするというマーケティングの観点も重要。
- 高付加価値製品の製造のためには、新材料の開発に伴う異なる材料の接合技術の強化・規格化が重要。
- 日本のすり合わせや短納期で高品質の製品を作るといった日本の強みを維持することも重要。
- 人材育成については、文部科学省等との連携が必要ではないか。
- 次世代の経営人材や高付加価値製品の開発に取り組む人材の育成が重要。
- DX人材の採用、文系人材の活用、働きやすい環境の整備による女性比率の向上、中小企業へ就職することへのメリットの訴求等が重要。
- 金融機関においても、取引適正化に向けた取組を盛り上げていくことが可能。地域の金融機関等と連携した取組を進めていくことにより、中小企業へのPRが可能。
- 下請という表現ではなく、素形材産業が重要な基盤・基幹産業であることを謳う必要がある。
- ビジョン実現に向けたステップやフレームワークの整理、各論点の関連性を示せると良いのではないか。
開催資料
- 資料1 議事次第(PDF形式:55KB)
- 資料2 委員名簿(PDF形式:102KB)
- 資料3 座席表(PDF形式:140KB)
- 資料4 素形材産業ビジョン骨子案(PDF形式:315KB)
- 資料5 事務局提出資料(PDF形式:5,873KB)
お問合せ先
製造産業局 素形材産業室