マレーシアの固体廃棄物発生量は2000年において6.3百万トン/年となっている。
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1996年 |
1997年 |
1998年 |
1999年 |
2000年 |
固体廃棄物発生量(千トン/年) |
3,066 |
3,192 |
6,000 |
6,137 |
6,378 |
都市ごみは、従来は地方自治体が回収して処理処分されていたが、近年は州政府と民間が出資する民営化会社への移管が積極的に進められている。 地方自治体の固形廃棄物の主な処分方法は埋立(90%)であり、リサイクル(8%)及び焼却(1~2%)される固形廃棄物の割合は少ない。通常、中間処理なしに埋め立てられており、大半がオープンダンピングされている。 指定廃棄物となっている産業廃棄物に関しては、大多数の企業が自らの施設内で処理・回収・処分を実施。指定廃棄物以外の産業廃棄物は、排出者が個別に民間の回収処理会社と契約して、処理・処分を実施。 |