経済産業省
太鼓山風力発電所及びウインドパーク笠取風力発電所において発生した風車の落下事故に関し、それぞれ平成25年4月12日及び同年5月2日付けで、それぞれの発電所と同じ製造事業者製の設備を使用している他の事業者に対し、安全確認のための詳細な保安点検等の実施及び当該対策を講じた結果の報告を要請したところ、一部の設備において不具合が確認されています。
これらの不具合を放置した場合、重大な事故につながるおそれが想定され得ることから、同月31日に産業構造審議会保安分科会電力安全小委員会風力発電設備構造強度ワーキンググループ(第4回)において、当面の対応策について検討を行いました。
それぞれの事故については、引き続き調査が実施され、原因究明及び再発防止対策の策定がなされますが、上記の状況に鑑み、公共の安全の確保の観点から、発電用風力設備の安全管理に万全を期すため、風車の製造事業者が上記発電所と同じ設備の設置者に対し、各産業保安監督部(支部等)及び一般社団法人日本風力発電協会を通じ、別紙のとおり当面の対応を要請することとしましたので、お知らせいたします。
・当面の対応について(産業保安監督部あて)(PDF:140KB)
・当面の対応について(一社日本風力発電協会あて)(PDF:115KB)