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「PHRサービス事業協会(仮称)」を設立します

~健康・医療データ(PHR)を活用したサービス産業発展へ環境整備を加速~

2022年6月20日

PHRサービスは、健診情報や歩数、血圧等の健康医療(PHR)データを利用することで日常や医療機関受診時での利活用ができ、新たな産業の新興が見込めるサービスです。
製薬・医療機器をはじめ、健康アプリや保険等のPHRサービス事業を展開する企業15社が業種を超えて集まり、2022年6月16日に「PHRサービス事業協会(仮称)」設立宣言を行いました。今後2023年度早期の設立を目指します。
「PHRサービス事業協会(仮称)」は、健康・医療に関する様々な主体が持つデータを効果的に利活用するための標準化や、PHRサービスの品質向上を促進するためのルール整備などについて検討します。
経済産業省としても、PHRサービス産業が発展し、利用者の利便性向上と新しい産業創出に向けて、今後も連携してまいります。

1.開催概要

名称:「PHRサービス事業協会(仮称)」設立宣言
日時:令和4年6月16日(木曜日)16時30分から17時00分

場所:ANAインターコンチネンタルホテル東京

議事次第:
1.標準に係る検討事項について
2.サービス品質に係る検討事項について
3.「団体設立ステートメント」の発表

参加企業(五十音順)・出席者

2.結果概要

SOMPOホールディングス株式会社 櫻田 謙悟 グループCEO 取締役 代表執行役会長

  • 日本は健康・医療に関するリアルデータの宝庫であり、データを活用したソリューションが提供できる。
  • この分野における民間分野でのイノベーションを起こしていくため、業種の縦割りでなく、横の連携の会議体が必要であり、それが、このPHRサービス事業協会。
  • お客様に何ができるかを意識してPHRサービス産業を発展させ、健康寿命延伸、労働生産性の向上、国際競争力強化をオールジャパンで実現していく。この宣言に沿ってしっかり進めたい。

シミックホールディングス株式会社 中村 和男 代表取締役CEO

  • 生涯にわたるPHRの活用を進めることで、医療の高度化、医療費の抑制にも繋がり、社会的にも大きな意義がある。
  • 標準化の検討を進めることは決して簡単ではないが、グローバル化、技術の進化を意識して検討を進めていく。

KDDI株式会社 森田 圭 取締役執行役員常務

  • PHRサービスはユーザーの健康に関わるサービスである一方で、その品質管理はサービス提供者の自主性に委ねられていた。
  • サービス品質につながるルールや考え方をまとめ、業界全体の品質や信頼性向上に貢献する。
  • 主な検討事項としては、短期的には個人情報保護・セキュリティ確保に向けた考え方やリコメンデーションのあり方など、中長期的には使いやすさなども含めたサービス評価のあり方などである。

3.参考リンク

経済産業省におけるPHR政策ページ

4.団体に関する問い合わせ先

PHRサービス事業協会(仮称)設立準備事務局(アクセンチュア株式会社)
担当:和田・松本・向井
メール:metiphr@accenture.comメールリンク

関連資料

担当

商務・サービスグループ ヘルスケア産業課長 稲邑
担当者:藤岡、火口、白根
電話:03-3501-1511(内線 4041~3)
03-3501-1790(直通)
03-3501-0315(FAX)