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西村経済産業大臣がアフリカ5か国に出張しました
2023年8月12日
西村経済産業大臣は、8月6日(日曜日)から8月13日(日曜日)まで、アフリカ5か国(ナミビア、アンゴラ、コンゴ民、ザンビア、マダガスカル)を訪問しました。各地で、関係閣僚との会合や共同声明・覚書の署名を実施したほか、アンゴラにスタートアップミッション含むビジネスミッション、ザンビアに鉱物関係のビジネスミッションを帯同し、鉱物資源確保のための政府間関係強化およびビジネス関係の強化を図りました。
1.南アフリカ(8月7日)
西村大臣は、乗り継ぎのために立ち寄った南アフリカにおいて、富士フイルムの南アフリカ共和国現地法人フジフイルムサウスアフリカが開設した、テクノロジーセンターを訪問し、医療機器や写真関連機器を視察しました。アフリカの医療分野の課題解決に資する日本技術や貢献可能性について意見交換を行いました。
2.ナミビア(8月8日)
(1)ホエベス大統領府大臣との面談
筆頭閣僚であるホエベス大統領府大臣との面談において、西村大臣からは、昨年8月のTICAD8への参加をはじめとする、要人往来への御礼を述べ、日本の「ナミビア・レアアース産業マスタープラン」の提案について説明しました。ホエベス大統領府大臣からは、歓迎の言葉とともに、教育分野における協力要請がありました。
(2)アルウェンド鉱山・エネルギー大臣、イープンブ産業化・貿易大臣との会談
アルウェンド大臣との間では、本年4月の同大臣訪日をふまえ、鉱業分野での更なる協力深化を図るべく、又、日本での関心をさらに高めるため、日本での鉱業投資セミナー開催を提案しました。イープンブ大臣との間では、二国間の貿易投資関係強化について意見交換を行いました。会談後、両大臣と、それぞれの共同声明に署名しました。
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3. アンゴラ
経済産業大臣として、初めてアンゴラを訪問しました。
(1)CFAOモーターズアンゴラの視察(8月8日)
アンゴラで活躍する日本企業の1つであるCFAOモーターズアンゴラ(豊田通商子会社)を訪問し、アンゴラのビジネス環境等について意見交換を行いました。
(2)カエタノ・ジョアン経済企画大臣との面談(8月9日)
今回のアンゴラ訪問では、両国の多数の有力企業及び日本から訪問するスタートアップが参加する、日アンゴラ・ビジネス・ラウンドテーブルの開催及び共同声明署名につきその重要性を確認し、日アンゴラ経済関係強化について議論しました。
(3)ロウレンソ大統領を表敬訪問(8月9日)
本年3月のロウレンソ大統領の訪日時の首脳会談の具体化のための訪問である旨説明し、岸田総理からの親書を手渡しました。また、今回のアンゴラ訪問時に署名される投資協定が、二国間の経済関係強化へのはずみになることへの期待が双方から示されました。面談後、双方は日アンゴラ投資協定署名式に立ち会いました。
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(4)日アンゴラ・ビジネス・ラウンドテーブル(8月9日)
日本を代表する企業及びスタートアップ8社からなる日本企業20社以上とアンゴラ企業が参加しました。西村大臣からは、本ビジネスラウンドテーブルが、日アンゴラのビジネス連携から生まれるイノベーションの力が、直面する社会課題を解決し、アンゴラと日本の双方の経済成長を実現し、新たな未来を開拓していくことへの期待を述べました。
4.コンゴ民主共和国
(1)サマ=ルコンデ首相・カメレ副首相兼国家経済大臣を表敬訪問(8月10日)
昨年8月の TICAD8 参加を始めとする要人往来への謝意を述べると共に、重要鉱物資源確保を含め、ODA、人材育成など包括的な関係構築を行うことで、将来的な日本企業の参入及び重要鉱物の安定供給について意見交換を行いました。
サマ=ルコンデ首相
カメレ副首相兼国家経済大臣
(2)モテモナ鉱山副大臣との会談(8月10日)
昨年 12月に両大臣が署名した「鉱業分野の協力に関する共同声明」のフォローアップ及び今後のアクションアイテムへの合意を通じ、二国間協力の強化について確認し、今後の官民ミッション派遣について一致しました。会談後、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC) とコンゴ民主共和国鉱山省と探査協力に関する作業計画の締結に立ち会いました。
5. ザンビア
(1)ヒチレマ大統領を表敬訪問(8月11日)
鉱物資源の安定確保を含む二国間経済の連携強化について確認しました。又、日本企業のザンビア資源プロジェクトへの参入について意見交換を行いました。
(2)日ザンビア鉱業投資ラウンドテーブル(8月11日)
日ザンビア鉱業投資ラウンドテーブルを開催し、日本企業11社の幹部同席のもと、ザンビアへの投資実現につなげるべく率直な意見交換を行いました。また、カブスウェ鉱山・鉱物開発大臣と「鉱業分野における協力に関する共同声明」に署名するとともに、JOGMECと鉱山・鉱物開発省との探査分野等の協力強化に係る覚書署名に立ち会いました。
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6. マダガスカル
(1)ンツァイ首相を表敬訪問(8月11日)
表敬には、イヴェット・シラー外務大臣、オリヴィエ・ラクトゥマララ鉱山・戦略的資源大臣、アンドリュー・ラマンパノハラマ経済財務次官、ラコトアリソア・インドリアマンガ首相府次官、オンジャ・ミアンドリ・ラコトンドラマナナ産業化・商業・消費者省次官が同席しました。会談では、日本企業が参加するニッケル等を生産するアフリカ最大規模の鉱業投資プロジェクトである「アンバトビー・プロジェクト」や同事業の積出港となるトアマシナ港の拡張事業をはじめとする鉱物分野を含む幅広い分野で協力を進め、ウィン・ウィンの関係を構築し、両国関係を中長期的に良好に発展させていくことで一致しました。
(2) アンバトビー・ニッケルプラント視察(8月12日)
日本企業が参画するアフリカ最大規模の鉱業投資事業である、アンバトビー・ニッケルプラントを訪問し、施設を運営する各社のこれまでの取組や今後の方針等について説明を受けるとともに、意見交換を行いました。
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担当
出張全般について
通商政策局 中東アフリカ課長 三宅
アフリカ室長 名倉
担当者:鎌形
電話:03-3501-1511(内線 3008)
メール:bzl-s-tsusei-africa★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。投資協定について
通商政策局 経済連携課長 内野
担当者:柴、吉田
電話:03-3501-1511(内線 2981~84)
メール:bzl-keizairenkeika.16★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。
鉱物分野について
資源エネルギー庁資源・燃料部鉱物資源課長 有馬
担当者:野崎、北川
電話:03-3501-1511(内戦 4701)
メール:bzl-koubutsu-kokusai★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。