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産業データ連携の促進に向けた優良な取組を「ウラノス・エコシステム・プロジェクト制度」に基づき選定しました
2025年5月9日
経済産業省は、「ウラノス・エコシステム・プロジェクト制度」に基づいて、産業データ連携の促進に向けた優良な取組として自動車・蓄電池のCFP・DDデータ及び電力データに関連する2プロジェクトを選定しました。
1.概要
経済産業省は、関係省庁や独立行政法人情報処理推進機構デジタルアーキテクチャ・デザインセンター等とともに、人手不足や災害激甚化、脱炭素への対応といった社会課題を解決しながら、イノベーションを起こして経済成長を実現するため、企業や業界、国境をまたぐ横断的なデータ連携・システム連携の実現を目指す取組として、「ウラノス・エコシステム(Ouranos Ecosystem)」を推進しています。
国内において、ウラノス・エコシステムの取組が黎明期にある中、経済産業省は、横断的データ連携に参画する事業者の拡大や新たな横断的データ連携の取組組成の参考となる優良事例を奨励することを目的として、新たに「ウラノス・エコシステム・プロジェクト制度」を開始し、募集を開始したところです。
本制度は、「異なる事業者間で行われる、データに関するコントロール可能性及び参加者が使用するサービスの多様性が担保された、オープンなデータスペースを介したデータ連携」というウラノス・エコシステムの趣旨に合致する取組を、優良事例として選定するものです。
既にデータ連携機能がサービスとして提供されている取組については「ウラノス・エコシステム先導プロジェクト」として、将来的にデータ連携機能をサービスとして提供することを目的としている取組については「ウラノス・エコシステム挑戦プロジェクト」として選定します。
2.選定されたプロジェクト
この度、以下の2プロジェクトを選定しました。
自動車・蓄電池のカーボンフットプリントおよびデューデリジェンスのデータ連携プロジェクト
カテゴリ:先導プロジェクト
プロジェクト運営主体:一般社団法人自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター(ABtC)
プロジェクト概要:欧州電池規則への対応も考慮し、カーボンフットプリント(以下CFP)およびデューデリジェンス(以下DD)のデータを安全・安心にサプライチェーン上の企業間で連携させる取組。
Webサイトはこちら

電力データ提供プロジェクト
カテゴリ:先導プロジェクト
プロジェクト運営主体:一般社団法人電力データ管理協会
プロジェクト概要:全国8000万台のスマートメーターにおいて30分ごとに生成される電力使用・売電実績、電力取引の基礎となる電力データを、一般送配電事業者(データ提供会員)から収集し、データ利用者(データ利用会員)に提供する取組。
Webサイトはこちら

3.ロゴ
選定されたプロジェクトは、プロジェクトがデータ連携や連携を通じた社会課題の解決・イノベーション実現に向けた先導・挑戦的な取組であるとアピールすることを目的に、プロジェクトの選定に応じて下記のロゴが使用可能です。

ウラノス・エコシステム・プロジェクト制度の募集は通年で随時実施していますので、引き続き多くのプロジェクトの応募をお待ちしています。
関連リンク
- 我が国のデータ連携に関する取組をOuranos Ecosystem(ウラノス エコシステム)と命名しました(METI/経済産業省)
- Ouranos Ecosystem(ウラノス・エコシステム)(METI/経済産業省)
- ウラノス・エコシステム・プロジェクト制度(METI/経済産業省)
担当
商務情報政策局 情報経済課長 守谷
商務情報政策局 デジタル戦略室長 立石
担当者:坂本、坂田、鈴木、磯部
電話:03-3501-1511(内線 3961)
メール:bzl-johokeizai-digital-strategy★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。