ウラノス・エコシステム・プロジェクト制度

1.「ウラノス・エコシステム・プロジェクト制度」とは

経済産業省では、関係省庁や独立行政法人情報処理推進機構デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(以下「IPA DADC」といいます。)とともに、運用及び管理を行う者が異なる複数の情報処理システムの連携に関する取組として、「ウラノス・エコシステム(Ouranos Ecosystem)」を推進しています。 

人手不足や災害激甚化、脱炭素への対応といった社会課題を解決しながら、イノベーションを起こして経済成長を実現するため、企業や業界、国境をまたぐ横断的なデータ共有やシステム連携の仕組みの構築が必要となっています。縦割りの部分最適ではなく全体最適を目指して、参加者の自律的な横連携を推進し、競争分野以外での協調・共創で異業種間での価値を創造することが、競争力の強化につながります。こうしたデータ連携に関する取組を実施するに当たっては、国内における幅広い企業の参画の促進や、海外のデータ連携に関するイニシアチブとの相互運用の調整(ガラパゴス化の防止)を図ることが重要になります。 

国内において、このような取組が黎明期にある中、「異なる事業者間で行われる、データに関するコントロール可能性及び参加者が使用するサービスの多様性が担保された、オープンなデータスペースを介したデータ連携」というウラノス・エコシステムの趣旨に合致する取組を優良事例として取り上げることで、ウラノス・エコシステムの更なる拡大が期待できることから、経済産業省は、新たに「ウラノス・エコシステム・プロジェクト制度」を開始します。本制度では、ウラノス・エコシステムの趣旨に合致するデータ連携に関するプロジェクトを「ウラノス・エコシステム先導プロジェクト」又は「ウラノス・エコシステム挑戦プロジェクト」として公表します。

詳細は以下の募集要領をご覧ください。
 


ウラノス・エコシステム先導プロジェクト (OLP)

特定の仕様やルールに基づいて、複数の異なる事業者間でデータの連携を行うための機能が応募時点で現にサービスとして提供されているとともに、参加者の受付を開始している取組であって、活動主体が日本国内にあるもの。
 

ウラノス・エコシステム挑戦プロジェクト (OCP)

特定の仕様やルールに基づいて、複数の異なる事業者間でデータの連携を行うための機能を将来的にサービスとして提供することを目的としている取組であって、活動主体が日本国内にあるもの
 

2.応募に関心のある方へ

・応募書類の提出に先立ち、事前申込をしてください。メールには、以下の内容を明記してください。

 

メール件名:ウラノス・エコシステム・プロジェクト事前申込
メール文章の内容:

  1. 代表者に関する情報(氏名、所属、連絡先メールアドレス、電話番号)

  1. 【応募するプロジェクトの簡単な概要】 


・メール受信後、折り返しメールにて、書類提出要領をご案内します。万が一、折り返しメールが来ない場合には、再度お問い合わせください。)応募書類の提出は、上記折り返しメールの案内に従い、メール添付によりお送りください。提出していただいた応募書類の到着をもって、応募の完了とします。
 

・事務局は、募集要領に記載の審査の視点をもとに、ウラノス・エコシステムの趣旨への合致を確認します。応募書類に基づき書類審査を行い、応募主体へのヒアリングを実施した上で、総合的な審査を行い、決定します。審査が終了次第、審査結果を応募主体に直接連絡します。
 

問合せ先(事務局)  

経済産業省 商務情報政策局 情報経済課・デジタル戦略室 
Mail:bzl-johokeizai-digital-strategy★meti.go.jp 
TEL:03-3501-1511(内線:3961) 
※ [★]を[@]に置き換えてください。

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最終更新日:2025年5月8日