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IAEAタスクフォースにより、海洋放出開始後4回目となるALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューミッションが行われました

2025年5月30日

同時発表:外務省

5月26日から30日にかけて、IAEA(国際原子力機関)職員及び国際専門家からなるIAEAタスクフォースが来日しました。IAEAタスクフォースは、東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューを行いました。

IAEA(国際原子力機関)のグスタヴォ・カルーソ原子力安全・核セキュリティ局調整官(Mr. Gustavo Caruso, Director and Coordinator, Department of Nuclear Safety and Security)を含む6名のIAEA職員と、7名の国際専門家(アルゼンチン、カナダ、韓国、中国、米国、ベトナム、ロシア)が日本を訪れ、ALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューミッションが行われました。
本レビューミッションは、海洋放出開始後4回目となります。

IAEAタスクフォースは、本レビューミッションにおいて、ALPS処理水の海洋放出に関連するモニタリング(東京電力福島第一原子力発電所構内でのモニタリング及び海域モニタリング)についての日本の取組を中心に、国際安全基準に基づいて、技術的事項を議論するとともに、東京電力福島第一原子力発電所を訪れ、現地調査を行いました。

議論及び東京電力福島第一原子力発電所の現地調査の概要は、以下のとおりです。

1.レビューにおける議論概要

日本政府(外務省、経済産業省、原子力規制委員会、環境省及び水産庁)、福島県及び東京電力からは、IAEAタスクフォースに対し、ALPS処理水の海洋放出に関連する東京電力福島第一原子力発電所構内でのモニタリング及び海域モニタリングの概要や実績に関する情報提供を行いました。また、これらのモニタリングの国際安全基準との整合性について説明し、議論を行いました。

2.レビューにおける東京電力福島第一原子力発電所の現地調査概要

5月28日、IAEAタスクフォースは、東京電力福島第一原子力発電所を訪問し、東京電力から現地の最新状況について説明を受けるとともに、モニタリングを行うための設備を中心にALPS処理水の放出関連設備の状況についての確認等を行いました。

  • 画像3ALPS処理水移送建屋
  • 画像4ALPS処理水移送配管
  • 画像55号機・6号機側グリーンデッキ
  • 画像65号機・6号機側グリーンデッキ
  • 画像7放水立坑
  • 画像8J9タンク解体エリア

関連リンク

担当

資源エネルギー庁
原子力発電所事故収束対応室 調整官 植松
担当者:石橋、早川
電話:03-3501-1511(内線 4441)
メール:bzl-hairo-syorisuitaisaku★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。