- 統計
- バイオ産業創造基礎調査
- 調査の結果
バイオ産業創造基礎調査
調査の結果
利用上の注意
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- ・本調査の業種分類は、日本標準産業分類を適用しているが、製造業については一部分類を統合している。
- ・各項目の金額・構成比の積み上げは、単位未満を四捨五入しているので、合計と内訳が一致しない場合がある。また、金額は原則として百万円単位で表章している。
- ・「製品分野別国内生産年間出荷額」、「利用技術別国内生産年間出荷額」、「製品カテゴリー別国内生産年間出荷額」において、「製品分野」、「利用技術」、「製品カテゴリー」に複数回答した場合は、国内生産年間出荷額を複数回加算している。
- ・回答企業の過年度データ訂正に伴い、平成15年度以前の数値に一部修正を施した。
- ・当該年度調査において国内生産出荷額の回答が得られなかった企業のうち、前々回、前回調査において国内生産出荷額の回答を得ている企業について、それぞれの出荷額データに前々回、前回、今回の調査全てに出荷額回答をしている企業のデータ変化率を乗じ、推定出荷額を算出し、集計値に加えた。
用語の解説
- バイオテクノロジー
本調査において「バイオテクノロジー」とは、生体が有する物質変換機能、情報交換・処理・伝達機能、エネルギー変換機能を利用もしくは模倣する技術をいう。本調査では「バイオテクノロジー」を用いた研究成果が応用された商品・サービスが、生体機能の改善・予防、環境改善等に貢献している産業も含む。これらの技術は、例えば以下のような面で利用・実用化されている。また、組換えDNA技術、細胞融合、動植物細胞培養等のいわゆる「ニューバイオテクノロジー」だけでなく、従来型の発酵・醸造技術、培養技術、変異処理技術等を含んでいる。
- (1)生物化学的プロセス(有用物質の生産、エネルギーの発生、環境浄化等)
- (2)優れた新性能を持つ物質、物体、酵素、微生物、動植物の創出
- (3)高度の生命現象の利用(遺伝子治療、診断技術、人工臓器等)
- (4)生体機能を利用または模倣した鋭敏かつ特異性の高い検知、測定、情報伝達技術(バイオセンサー、バイオコンピュータ等)
- (5)有用物質の評価、解析技術:医薬品など生理活性物質の評価
- (6)生命現象の解明の研究
- バイオテクノロジー関連製品等
本調査において「バイオテクノロジー関連製品等」とは、次のものをいう。
- (1)自社で、バイオテクノロジーを利用した工程で生産した製品
- (2)自社ではバイオテクノロジーを利用した工程で生産していないが、バイオテクノロジーを利用して製造された原料を使用している製品
- (3)自社ではバイオテクノロジーを利用した工程で生産していないが、研究開発段階でバイオテクノロジーを主技術として利用した製品
- (4)バイオテクノロジーを利用して製造された生産物を購入し、販売した製品(ただし、海外から購入し、販売した製品を除く)
- (5)バイオテクノロジー分野の研究開発及びバイオテクノロジーを利用した生産工程に係る機器、設備、プラント
- (6)バイオテクノロジーを利用した分析、検査、ソフト等のサービス業
- (7)自社でバイオテクノロジーを利用した工程で生産していないが、微生物等によって分解しやすく改良されたため、環境負荷を著しく低減する効果のある製品
- 「資本金額」は、調査前年度末現在又は直近時点のものである。
- 常時従業者
- (1)「常時従業者数」は、調査前年度末現在又は直近時点のものである。
- (2)「常時従業者」とは、有給役員、常時雇用者(正社員、準社員、アルバイト等の呼称にかかわらず、1か月を超える雇用契約者及び当該年度末の前2か月においてそれぞれ18日以上雇用した者)をいう。
- 「設立年数」は、企業が設立されてから調査前年度末現在又は直近時点までの年数である。
- 国内生産年間出荷額
- (1)「国内生産年間出荷額」は、国内で生産されたバイオテクノロジー関連製品等に係る出荷額(消費税額を含む。)である。この出荷額は、輸出額を含んでいる。
- (2)「国内生産年間出荷額」は、自社で生産し、販売した製品の出荷額であり、他企業に原材料、半製品、部品を支給して製造させた委託生産品の出荷額及び加工賃収入額並びに自社使用されたものを含んでいる。また、この出荷額は、農林水産畜産業、建設業、サービス業等の事業による収入額を含んでいる。
- 製品分野(詳細は巻末「(別表2)製品分野分類表」参照。)
「製品分野」は、バイオテクノロジー関連製品等を大分類14、中分類92、小分類244に分類したものである。 - 利用技術(詳細は「(別表4)主な利用技術」参照。)
「利用技術」は、バイオテクノロジー関連製品等に利用されている技術を6つに区分したものである。 - 製品カテゴリー(詳細は「(別表5)主な製品等のカテゴリー」参照。)
「製品カテゴリー」は、バイオテクノロジーの利用形態を5つに区分したものである。 - 製品分野別国内生産年間出荷額
「製品分野別年間出荷額」は、国内生産年間出荷額を製品分野別に集計したものである。ただし、そのまま掲げると、個々の回答企業の秘密が漏れるおそれがある場合は「χ」で表示した。 - 利用技術別国内生産年間出荷額
「利用技術別年間出荷額」は、国内生産年間出荷額を主な利用技術別に集計したものである。 - 製品カテゴリー別国内生産年間出荷額
「製品分野別年間出荷額」は、国内生産年間出荷額を製品等の主なカテゴリー別に集計したものである。
推計方法
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その他
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最終更新日:2007.10.1